柴辻 俊六/著 -- 戎光祥出版 -- 2016.10 -- 210.48

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資料詳細

タイトル 織田政権の形成と地域支配
タイトルカナ オダ セイケン ノ ケイセイ ト チイキ シハイ
叢書名 戎光祥研究叢書
著者 柴辻 俊六 /著  
著者カナ シバツジ シュンロク
出版者 戎光祥出版
出版年 2016.10
ページ数 311,25p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-安土桃山時代
ISBN13桁 978-4-86403-206-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.48
内容紹介 織田政権は果たして革新的か、保守的か。信長やその家臣発給文書の整理や関連史料の検討により、領国形成・地域支配の観点から織田政権の実態を浮き彫りにする。近年盛んな信長研究に、新たな一石を投じる書。
著者紹介 1941年山梨県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文学博士。元日本大学大学院非常勤講師。著書に「戦国大名領の研究」「戦国大名武田氏領の支配構造」など。

目次

序章 研究動向と本書の構成
第Ⅰ部 織田政権の形成と展開
第一章 織田信長「天下布武」印の書札礼
  はじめに
  一、研究史の整理
  二、「印判文書一覧」から確認できる点
  三、具体的な事例の検討
  まとめにかえて
第二章 織田信長花押の変遷
  はじめに
  一、研究史の概要
  二、奥野高広氏変遷図の検討
  三、信長発給文書の再集計
  四、新たな花押変遷図の提示
  五、無年号文書の年号再検討
  まとめにかえて
第三章 織田信長の入京と「下京中出入之帳」
  はじめに
  一、形態および本文の紹介
  二、内容的検討
  三、歴史的意義
第四章 織田政権下の堺と今井宗久
  はじめに
  一、織田政権と堺
  二、織田政権と今井宗久
  まとめとして
第五章 織田政権の津湊支配
  はじめに
  一、信長以前の状況
  二、津島・熱田の津湊支配
  三、堺と北伊勢の掌握
  四、伊勢大湊と越前湊の掌握
  五、大阪湾岸域での制海権について
  まとめとして
第Ⅱ部 織田政権の地域支配
第一章 柴田勝家発給文書と地域支配
  はじめに
  一、柴田氏関係文書の検討
  二、在京時代の勝家
  三、越前支配の検討
  まとめにかえて
第二章 明智光秀文書とその領域支配
  はじめに
  一、信長入京直後の状況
  二、近江国内領域支配期の動向
  三、丹波進出の経過
  四、丹波支配の実態
  まとめにかえて
第三章 織田政権の東国進出と河尻秀隆
  一、問題の所在
  二、織田政権の統一性と東国進出
  三、河尻秀隆の入国と武田氏の滅亡
  四、河尻秀隆の甲斐支配の実態
  五、河尻氏の失政と徳川氏の動向
  まとめにかえて
補論 織田政権と真田昌幸
第Ⅲ部 関連史料の検討
第一章 尾張国安井家文書について
  はじめに
  一、本文書の概要
  二、尾張国安井氏について
  三、本文紹介と注記
第二章 越前溝江家文書について
  一、形態的所見
  二、内容的所見
  三、本文紹介と解説
第三章 『甲陽軍鑑』収録の信長文書
  はじめに
  一、『甲陽軍鑑』についての見解
  二、『軍鑑』収録文書の状況
  三、『軍鑑』収録文書の検討
  まとめとして