小川 雄/著 -- 岩田書院 -- 2016.9 -- 210.52

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資料詳細

タイトル 徳川権力と海上軍事
タイトルカナ トクガワ ケンリョク ト カイジョウ グンジ
叢書名 戦国史研究叢書
著者 小川 雄 /著  
著者カナ オガワ ユウ
出版者 岩田書院
出版年 2016.9
ページ数 375,21p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-江戸時代 , 水軍
ISBN13桁 978-4-86602-965-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.52
内容紹介 徳川権力を中心として、16世紀後期・17世紀前期の海上軍事を検証。徳川氏以外の大名権力が東海地域で運営した海上軍事、徳川権力とスペイン・カトリックの関係も取り上げる。

目次

序章 徳川権力の海上軍事をめぐる課題
  一 本書の目的
  二 徳川権力と海上軍事に関する研究
  三 本書の構成
第一部 戦国期東海地域の大名権力と海上軍事
第一章 駿河今川氏の海上軍事
  一 今川氏による海上軍事の基調
  二 海上軍事力運用の実相
第二章 甲斐武田氏の海上軍事
  一 海賊衆の形成と構造
  二 知行地の構成にみる武田氏の海上軍事
  三 武田氏海賊衆の軍事活動
第三章 武田氏の駿河領国化と海賊衆
  一 今川氏の海上軍事と太平洋海運
  二 武田氏の駿河支配と海上軍事
  三 駿河岡部一族の動向
付論 武田氏海賊衆における向井氏の動向
  一 武田氏海賊衆への参入
  二 対徳川氏・北条氏戦争における活動
第四章 尾張織田氏の海上軍事と九鬼嘉隆
  一 織田氏の伊勢支配と九鬼嘉隆
  二 大坂湾の海上優勢をめぐる動向
  三 織田政権の解体と九鬼嘉隆
第二部 徳川権力の海上軍事と伊勢海地域・瀬戸内地域
第五章 徳川権力の海上軍事と知多千賀氏
  一 伊勢海地域における活動
  二 徳川氏の海上軍事への参加
  三 知多郡復帰後の動向
第六章 徳川権力の海上軍事と幡豆小笠原氏
  一 戦国・織豊期の徳川権力と幡豆小笠原氏
  二 慶長年間の徳川権力と小笠原正吉
  三 徳川将軍家の海上軍事直轄体制と小笠原信盛
第七章 徳川権力と戸川達安
  一 宇喜多騒動と関ケ原合戦
  二 徳川権力による登用
  三 駿府・江戸における待遇
第三部 十七世紀以降の徳川権力の海上軍事と国際外交
第八章 徳川権力の海上軍事と大坂船手小浜氏
  一 慶長年間の大坂湾海上軍事
  二 大坂船手の創設
  三 大坂船手小浜光隆の動向
第九章 徳川将軍家の海上軍事と船手頭石川政次
  一 船手頭石川政次の登場
  二 江戸湾の海上軍事体制
  三 関東以西における海上活動
  四 同心・船舶の「御預」体制
第十章 慶長年間の浦賀貿易の実態
  一 徳川家康の政権掌握と浦賀貿易構想
  二 対ルソン交易の実現
  三 対ルソン交易から対メキシコ交易へ
付論 岡本大八事件試論
  一 事件の発端と発覚に至る経緯
  二 事件の審理と決着
  三 禁教路線との関連性
終章 徳川権力の変遷と海上軍事
  一 東海地域の大名権力と海上軍事
  二 変容する徳川権力と海上軍事
  三 十七世紀中葉以降の展望
  四 本書の結論