川本 智史/著 -- 東京大学出版会 -- 2016.8 -- 522.7

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資料詳細

タイトル オスマン朝宮殿の建築史
タイトルカナ オスマンチョウ キュウデン ノ ケンチクシ
著者 川本 智史 /著  
著者カナ カワモト サトシ
出版者 東京大学出版会
出版年 2016.8
ページ数 7,265,25p
大きさ 22cm
一般件名 建築-トルコ , 宮殿
ISBN13桁 978-4-13-066856-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 522.7
内容紹介 オスマン朝の宮殿建築の様式は、いつ生まれ、どのように発展してきたのか。15世紀~17世紀初頭を対象に、オスマン朝の主宮殿となったトプカプ宮殿をはじめとする宮廷群を分析し、その起源と性格を提示する。
著者紹介 1981年前橋市生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(東京外国語大学)。共著に「イスラム建築がおもしろい!」など。

目次

序章 帝国・帝都・宮殿
  1 本書のねらい
  2 歴史的背景
  3 オスマン朝の宮殿とイスラーム世界の宮殿
  4 本書の課題と構成
第1章 エディルネ旧宮殿の成立
  1 エディルネ遷都の時期
  2 一五世紀以前のアナトリアにおける宮殿建築
  3 エディルネ旧宮殿の概要と成立時期
  4 エディルネ旧宮殿の空間と謁見儀礼
  5 エディルネ旧宮殿の起源をめぐって
  6 トプカプ宮殿の祖型としてのエディルネ旧宮殿
第2章 閣議・謁見儀礼の変容とトプカプ宮殿の空間
  1 トプカプ宮殿の概観
  2 トプカプ宮殿における諸儀礼
  3 メフメト二世のトプカプ宮殿と儀礼
  4 謁見儀礼の廃止とトプカプ宮殿の発展
第3章 オスマン宮廷の移動
  1 西アジアにおける諸王朝の宮廷と移動
  2 スルタンの滞在地からみた旧都エディルネと新都イスタンブル
  3 宮廷と牧地
  4 オスマン朝の二つの都と庭園・牧地
第4章 イスタンブル旧宮殿の建設とその機能
  1 イスタンブル旧宮殿の概要
  2 イスタンブル旧宮殿の敷地
  3 旧宮殿の建築空間
  4 外廷機能の不在
  5 内廷の宮殿
第5章 一六世紀以降のイスタンブルにおける都市儀礼と宮殿群
  1 イスタンブルにおける離宮・庭園の建設
  2 ユスキュダル宮殿とダウト・パシャ宮殿
  3 新たな儀礼空間としての郊外離宮
  4 帯剣式と都市郊外での儀礼
  5 離宮・庭園と郊外での儀礼
結び
  1 帝国の宮殿群
  2 オスマン朝の宮殿像再構築と今後の課題
補論 トルコ建築史・都市史研究史
  1 研究紹介の範囲
  2 建築史
  3 都市史