カピル・ラジ/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2016.7 -- 402.25

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資料詳細

タイトル 近代科学のリロケーション
タイトルカナ キンダイ カガク ノ リロケーション
副書名 南アジアとヨーロッパにおける知の循環と構築
著者 カピル・ラジ /著, 水谷 智 /訳, 水井 万里子 /訳, 大澤 広晃 /訳  
著者カナ ラジ カピル,ミズタニ サトシ,ミズイ マリコ,オオサワ ヒロアキ
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2016.7
ページ数 6,229,79p
大きさ 22cm
一般件名 科学-南アジア , 科学-ヨーロッパ , 東西交渉史
ISBN13桁 978-4-8158-0841-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 402.25
内容紹介 植物学や地理学から、法、教育の分野まで、近代的な学知の形成において植民地のアクターが果たした役割に注目。帝国のネットワークにおける移動・循環の中で、科学が共同的に構築される現場を描き出す。
著者紹介 デリー大学で修士号、パリ第一大学で博士号取得。フランス社会科学高等研究院教授。

目次

序章
第1章 外科医、行者、商人、そして職人
  はじめに
  パリの文書館の忘れられた古写本から…
  …一七世紀のインド東部まで
  『オリシャの庭園』の起源
  『オリシャの庭園』の制作
  『オリシャの庭園』と『マラバール植物誌』
  ランプルールの『庭園』がパリに到達して…
  …王立植物園において匿名のものになる
  まとめ
第2章 循環と近代的地図作成法の出現
  はじめに
  近世イギリス・インドの地理学的実践
  インドとイギリスにおける大規模測量の出現
  「客観的な」地理的表象としての地図の出現
  まとめ
第3章 洗練性の再創造、信用の構築
  カルカッタ判事のとある一日
  知識生産における信用と洗練性
  科学と東インド会社
  オリエンタリストの誕生
  インドのジョーンズ
  ジョーンズの遺産再考
第4章 一九世紀初頭におけるイギリスの東洋学、もしくはグローバリズム対普遍主義
  はじめに
  イギリスとフランス革命
  一九世紀転換期におけるインド、イギリス、フランス
  フランスに対抗するためのカレッジ
  イギリスの組織としてのカレッジ
第5章 普及論を打破する
  近代科学教育のためのカレッジ
  近代科学とボッドロロクの自己成型
  一九世紀初期にイギリス人に混じって学問をするということ
  先住者による科学表象-二つの例
  まとめ
第6章 旅人が機器になるとき
  カシュミール、一八六三年
  東トルキスタン、一八六三~六四年
  チベット、一八六四~六六年
  高地アジア、一八六八~八二年
  チベット、一九〇四年
  機器、旅、そして科学
終章 リロケーション