森 弘子/著 -- 花乱社 -- 2016.5 -- 664.9

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閲覧室 /664.9/モ/ 117007591 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 鯨取りの社会史
タイトルカナ クジラトリ ノ シャカイシ
副書名 シーボルトや江戸の学者たちが見た日本捕鯨
著者 森 弘子 /著, 宮崎 克則 /著  
著者カナ モリ ヒロコ,ミヤザキ カツノリ
出版者 花乱社
出版年 2016.5
ページ数 252p
大きさ 22cm
一般件名 捕鯨-歴史
ISBN13桁 978-4-905327-54-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 664.9
内容紹介 江戸時代、西海地方の基幹産業であった捕鯨業を題材に数々の捕鯨図説が作られた。制作者の人物像や交友関係および当時の社会状況など、作品の背景にあるものを通して、制作の意図やその過程を明らかにする。
著者紹介 1943年福岡県生まれ。公務員退職。

目次

第一章 シーボルトと日本の捕鯨業
  はじめに
  一 シーボルトが出会った鯨
  二 シーボルトへの捕鯨情報の提供者
  三 シーボルトと鯨種
  四 欧米の捕鯨
  おわりに
第二章 江戸時代の絵巻に見る西海地方の捕鯨業
  はじめに
  一 日本人と捕鯨の歴史
  二 『小児の弄鯨一件の巻』に見る西海捕鯨
  三 『鯨絵巻』に見る鯨の加工処理
  四 鯨製品の利用
  五 「羽指踊」
  おわりに
第三章 西海地方の捕鯨絵巻の特徴
  はじめに
  一 捕鯨業の伝播
  二 紀州地方の捕鯨絵巻の成立
  三 西海地方の捕鯨絵巻の成立
  おわりに
第四章 天保三年『勇魚取絵詞』版行の背景
  はじめに
  一 『勇魚取絵詞』と出版の費用
  二 『勇魚取絵詞』の版行に関わった人々
  三 平戸藩主と出版事業
  四 『勇魚取絵詞』出版の企画
  五 平戸藩と益冨組
  おわりに
第五章 大槻清準『鯨史稿』成立の政治的背景
  はじめに
  一 『鯨史稿』の原本
  二 大槻清準とその経歴
  三 『鯨史稿』の成立
  四 蝦夷地開発と『鯨史稿』
  おわりに
第六章 大槻清準『鯨史稿』と大槻玄沢『鯨漁叢話』の関係性
  はじめに
  一 大槻玄沢と蘭学
  二 『蘭【エン】摘芳鯨篇全』と『魚王譯史』
  三 大槻玄沢と鯨
  四 『鯨史稿』「巻之三」の典拠
  おわりに
第七章 『鯨史稿』の「巻之三」と『解体新書』
  はじめに
  一 長崎滞在と『鯨史稿』
  二 『鯨史稿』に使用された文献
  三 江戸時代の医学知識と『解体新書』の成立
  四 『鯨史稿』の「巻之三」と『解体新書』の共通性
  おわりに