木村 功/著 -- 和泉書院 -- 2016.3 -- 910.263

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閲覧室 /910.26/キ/ 117006304 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 病の言語表象
タイトルカナ ヤマイ ノ ゲンゴ ヒョウショウ
叢書名 和泉選書
著者 木村 功 /著  
著者カナ キムラ タクミ
出版者 和泉書院
出版年 2016.3
ページ数 3,248p
大きさ 20cm
一般件名 小説(日本) , 病気(文学上)
ISBN13桁 978-4-7576-0788-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.263
内容紹介 ハンセン病、HIV/エイズ、精神病、がん…。日本社会において病気とそのイメージがどのように流通・受容され、それが患者への偏見と差別をどのように構成していったかを、日本近現代文学の分析を通して浮かび上がらせる。
著者紹介 1964年兵庫県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)単位取得退学。岡山大学大学院教育学研究科教授。日本近代文学専攻。著書に「賢治・南吉・戦争児童文学」がある。

目次

第一章 楽土/ディストピアの言説空間-小川正子「小島の春」におけるハンセン病の言語表象-
第二章 隔絶-他者化の言語表象-北條民雄「いのちの初夜」論-
第三章 近代日本のディストピア-長島・明石海人・「奇妙な国」-
第四章 エイズの表象
第五章 エイズのイデオロギー
第六章 精神病院の光景-安岡章太郎「海辺の光景」論-
第七章 メランコリーの光学-梅崎春生における鬱病の病理とその言語表象-
第八章 がん表象の地平-山本文緒「プラナリア」を中心に-
第九章 小説・映画の中の障害者像-田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」論-