山岸 達矢/著 -- 法政大学出版局 -- 2016.4 -- 518.83

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資料詳細

タイトル 住環境保全の公共政策
タイトルカナ ジュウカンキョウ ホゼン ノ コウキョウ セイサク
副書名 都市景観とまちづくり条例の観点から
著者 山岸 達矢 /著  
著者カナ ヤマギシ タツヤ
出版者 法政大学出版局
出版年 2016.4
ページ数 266p
大きさ 22cm
一般件名 都市計画 , 宅地 , 景観保全
ISBN13桁 978-4-588-62530-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 518.83
内容紹介 開発事業者と地域住民との間で、住環境をめぐる紛争が生じたとき、住民たちはどのように問題を解決できるのか。地域社会の日常と都市景観の保全活動との接点を重視しつつ、各自治体の取り組みを検討する。
著者紹介 1981年生まれ。法政大学大学院公共政策研究科博士課程修了。博士(公共政策学)。大正大学地域創生学部地域創生学科助教。専門社会調査士。専門は公共政策学、環境社会学、地域社会学など。

目次

第1章 都市景観の保全策の諸相
  第1節 都市景観の保全策の範囲
  第2節 都市景観の保全策の留意点
  第3節 公論と都市景観の保全策
第2章 都市景観保全に関連する法制度
  第1節 日本の都市計画が前提とする土地所有権
  第2節 旧都市計画法期
  第3節 新都市計画法の制定以降
  第4節 都市計画の手続き
  第5節 都市計画を修正する機会
  第6節 専門知識の獲得
  第7節 都市景観保全の日常的な契機
第3章 都市景観保全の契機
  第1節 国立市大学通り景観保全運動の経緯
  第2節 法制度の活用
  第3節 場所の社会的意味の継承と運動の担い手
  第4節 国立市大学通りの都市景観保全運動に参加する動機
  第5節 近隣の受苦意識
  第6節 集合的な自主管理努力の蹂躙に伴う受苦意識
  第7節 まちを象徴する場所への関心
  第8節 主体性を発揮させた要因
  小括
第4章 まちづくり条例による都市景観保全
  第1節 まちづくり条例の変遷
  第2節 まちづくり条例に関する法的根拠
  第3節 市民参加の機会
  第4節 協議手続き
  第5節 罰則規定
  小括
第5章 市民と専門家による協議手続き
  第1節 国分寺市まちづくり条例の特徴
  第2節 まちづくり条例に基づく協議手続きの対象事例
  第3節 まちづくり市民会議の答申に基づく指導
  第4節 再考要請制度
  第5節 大規模土地取引行為の届出制度
  小括
第6章 専門家主導による協議手続き
  第1節 狛江市のまちづくり条例の構成
  第2節 各事例の論点
  第3節 調整会におけるまちづくり委員会の役割
  第4節 地区まちづくり計画への移行
  小括
第7章 市長と議会による承認制度
  第1節 逗子市まちづくり条例
  第2節 分析対象の事例
  第3節 協議手続きが建築計画へ与える影響
  小括
終章
  第1節 近隣住民への周知
  第2節 専門知識と協議時期
  第3節 協議における都市景観の意味
  第4節 協議結果の蓄積と反映
  第5節 保全意識の高揚を捉えた制度
  第6節 自己統治に基づく意思決定手続きの構築に向けて