中村 尚史/著 -- 吉川弘文館 -- 2016.2 -- 686.21

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資料詳細

タイトル 海をわたる機関車
タイトルカナ ウミ オ ワタル キカンシャ
副書名 近代日本の鉄道発展とグローバル化
著者 中村 尚史 /著  
著者カナ ナカムラ ナオフミ
出版者 吉川弘文館
出版年 2016.2
ページ数 9,252p
大きさ 22cm
一般件名 鉄道-日本 , 機関車-歴史
ISBN13桁 978-4-642-03851-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 686.21
内容紹介 鉄道が急速に発展した明治時代、機関車はいかにして日本にもたらされたのか。19-20世紀転換期に出現した第一次グローバル化の時代を背景に、世界的な機関車産業の動向と、日本鉄道業の発展の歴史を統一的な視点で描く。
著者紹介 1966年熊本県生まれ。九州大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得。東京大学社会科学研究所教授、博士(文学)。著書に「日本鉄道業の形成」など。

目次

序章 海をわたる機関車
第1章 世紀転換期における機関車製造業の国際競争
  第1節 機関車製造業の構成
  第2節 機関車輸出市場の構造
  第3節 国際競争力の源泉
第2章 日本における鉄道創業と機関車輸入
  第1節 鉄道創業期の市場構造(1869-89年)
  第2節 イギリス機関車メーカーの対日輸出
  第3節 アメリカ,ドイツ製機関車の日本進出
  第4節 機関車取引と外国商社
第3章 日本の技術形成と機関車取引
  第1節 技術形成と市場の流動化(1890-1903年)
  第2節 アメリカの挑戦
  第3節 日本商社の参入
  第4節 供給独占と代理店契約の成立
第4章 局面の転換
  第1節 日本市場の構造変化(1904-08年)
  第2節 対東アジア機関車輸出の競争構造
  第3節 市場環境の変化と商社の活動
第5章 機関車国産化の影響
  第1節 機関車自給化政策と過熱式蒸気機関車(1909-14年)
  第2節 モデル機関車の輸入
  第3節 機関車国産化と市場再編
終章 日本鉄道業形成の国際的契機