許 之威/著 -- 明石書店 -- 2016.1 -- 334.41

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閲覧室 /334.4/シ/ 117003772 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 移民政策の形成と言語教育
タイトルカナ イミン セイサク ノ ケイセイ ト ゲンゴ キョウイク
副書名 日本と台湾の事例から考える
著者 許 之威 /著  
著者カナ シュ チウェ
出版者 明石書店
出版年 2016.1
ページ数 242p
大きさ 22cm
一般件名 移民・植民 , 言語教育 , 日本 , 台湾
ISBN13桁 978-4-7503-4301-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 334.41
内容紹介 移民受け入れ国における国語による移民統合に重点を置き、1945年以降の日本と台湾における移民政策と言語教育の展開を考察。地域日本語教育の現状と課題、帰化テスト政策の形成過程などのテーマも取り上げる。
著者紹介 1979年台湾生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了(人間・環境学博士)。通訳案内士。台湾の国家公務員として台北市政府で勤務。専攻は言語政策、移民政策、教育社会史。

目次

序章 成人移民への言語教育とは何か
  0.1 国籍・永住権と言語
  0.2 言語教育の対象としての成人移民
  0.3 成人移民への言語教育の歴史
  0.4 先行研究
  0.5 研究の課題
  0.6 本書の構成
  0.7 研究方法
第1章 1945年以降の日本における成人移民への言語教育政策の形成
  1.1 はじめに
  1.2 1945年から1970年代後半まで
  1.3 1970年代末から1980年代前半まで
  1.4 1980年代から1990年代まで
  1.5 2000年以降
  1.6 おわりに
第2章 地域日本語教育の現状と課題
  2.1 はじめに
  2.2 京都における成人移民、そして「京都にほんごリングス」
  2.3 調査方法
  2.4 地域日本語教育の実態
  2.5 日本語教室の運営について
  2.6 日本語ボランティアと学習者
  2.7 地域日本語教育の課題
  2.8 おわりに
第3章 なぜ、日本語を「教え」てはいけないのか
  3.1 はじめに
  3.2 なぜ「教える-教えられる」関係は批判されたのか
  3.3 「教える-教えられる」関係に関する批判の受容
  3.4 地域日本語教育のあり方
  3.5 「共生言語」としての日本語
  3.6 「教える-教えられる」関係に関する批判言説を越えて
  3.7 おわりに
第4章 「多文化共生」とは何か
  4.1 注目される「多文化共生」
  4.2 日本におけるマイノリティ
  4.3 「多文化共生」とは何か
  4.4 「多文化共生」のこれまで、これから
第5章 1945年以降の台湾における移民政策の展開
  5.1 はじめに
  5.2 多民族・多言語国家としての台湾
  5.3 1945年以降の台湾における移民政策の展開
  5.4 台湾における移民の実態
  5.5 おわりに
第6章 台湾における成人移民への言語教育
  6.1 はじめに
  6.2 1945年以降の成人移民への言語教育の政策形成
  6.3 2005年以降
  6.4 外国人配偶者という「問題」
  6.5 おわりに
第7章 成人移民、国家と「国語」
  7.1 はじめに
  7.2 帰化テストの歴史
  7.3 台湾における帰化(国籍の取得)について
  7.4 帰化テストの政策形成の過程
  7.5 帰化テストの実施方式と内容
  7.6 帰化テストについて
  7.7 おわりに
終章