所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
閲覧室	/366.2/ﾔ/	116997867	成人一般	可能

ページの先頭へ

資料詳細

タイトル	集団就職とは何であったか
タイトルカナ	シュウダン シュウショク トワ ナンデ アッタカ
副書名	<金の卵>の時空間
叢書名	関西学院大学研究叢書
著者	山口 覚 ／著
著者カナ	ヤマグチ サトシ
出版者	ミネルヴァ書房
出版年	2016.1
ページ数	10,371,20p
大きさ	22cm
一般件名	集団就職
ISBN13桁	978-4-623-07457-0
言語	jpn
分類記号	366.29
内容紹介	若年労働力移動のための国家的プロジェクトであり、高度経済成長期の労働力需給調整などにおいて中心的な位置を占めた集団就職。残された少ない資料から集団就職の実態を詳細に追い、埋もれた歴史の断面に光を当てる。
著者紹介	1971年愛知県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得修了。博士(地理学)。関西学院大学文学部教授。著書に「出郷者たちの都市空間」など。

ページの先頭へ

目次

序章 集団就職の時空間

第Ⅰ部 ナショナル労働市場という夢と集団就職制度

第1章 労働市場の運動と集団就職の諸制度

  1 はじめに

  2 ナショナル労働市場という夢

  3 集団就職の諸制度と集合的表象

  4 本書の構成および資料類について

第2章 高度経済成長期における集団就職の概要

  1 はじめに

  2 集団就職を概観する

  3 集団就職者の実存的問題

  4 おわりに

第Ⅱ部 就職列車の半世紀

第3章 戦時体制下の集団就職

  1 はじめに

  2 一九三〇年代における職業紹介制度の進展

  3 戦時体制下における「少年就職列車」

  4 一九四〇年代における集団赴任制度の確立

  5 おわりに

第4章 戦後における就職列車の展開

  1 はじめに

  2 「織女星号」と青森発上野行き就職列車

  3 集団赴任制度の強化と計画輸送制度の開始

  4 計画輸送制度の終焉とその後

  5 おわりに

第Ⅲ部 さまざまな求人と移動

第5章 人身売買から集団就職へ

  1 はじめに

  2 広域労働市場における諸制度の整備

  3 一九五〇年代初頭における青森県と広域労働市場

  4 人身売買と労働市場

  5 一九五三年の大凶作と求人開拓の強化

  6 おわりに

第6章 集団就職と県民性

  1 はじめに

  2 鹿児島県と集団就職

  3 労働市場と県民性

  4 おわりに

第7章 集団就職と都市イメージ

  1 はじめに

  2 高度経済成長期における職業紹介制度と地方自治体

  3 兵庫県の求職開拓政策と尼崎市

  4 尼崎市の求職開拓政策

  5 求職開拓と都市イメージ

  6 おわりに

第8章 海外移住としての本土就職

  1 はじめに

  2 集団就職の諸制度と沖縄

  3 本土への集団就職

  4 三つの政府のはざまで

  5 本土へのあこがれと現実への対応

  6 おわりに

第9章 集団就職と韓国人研修生

  1 はじめに

  2 集団就職の制度化と求人難

  3 韓国人研修生の導入の計画・実施

  4 韓国から岐阜県へ

  5 おわりに

終章 集団就職を問いなおす

ページの先頭へ