岩本 憲児/編 -- 森話社 -- 2015.12 -- 778.09

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資料詳細

タイトル 日本映画の海外進出
タイトルカナ ニホン エイガ ノ カイガイ シンシュツ
副書名 文化戦略の歴史
著者 岩本 憲児 /編  
著者カナ イワモト ケンジ
出版者 森話社
出版年 2015.12
ページ数 376p
大きさ 22cm
一般件名 映画産業 , 映画-日本
ISBN13桁 978-4-86405-086-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 778.09
内容紹介 日本映画は海外へどのような進出願望を持っていたのか。戦前に日本映画を上映した外国の事情や反響、冷戦が日本映画の海外進出に及ぼした作用など、日本映画が抱えていた海外進出の願望と実践の歴史を検討する。
著者紹介 日本大学芸術学部非常勤講師。専攻は日本映画史、映像論。著書に「日本映画とナショナリズム」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
日本映画の海外進出
  願望と実態
岩本 憲児/著 13-38
フランスで初めて公開された日本映画
  エキゾティズムと好奇心
中山 信子/著 39-72
ドイツにおける日本映画の受容
  最初期の鑑賞会から『十字路』『ハワイ・マレー沖海戦』へ
ハラルト・ザーロモン/著 73-90
国際文化振興会と日本映画
  『五人の斥候兵』のベネチア受賞を中心に
古賀 太/著 91-110
満州における日本映画の進出と映画館の変容 晏 【ニ】/著 111-134
占領下の華北における日本映画と映画館 張 新民/著 135-157
冷戦期アメリカが見た日本映画
  ジョンストン・プランの役割
マイケル・バスケット/著 161-178
永田雅一と日本映画国際化戦略 田島 良一/著 179-201
『羅生門』から『ゴジラ』へ
  輸出産業のホープをめざして
志村 三代子/著 203-223
東映動画の輸出と合作
  大川博時代の構想と実態
木村 智哉/著 225-248
台湾における日本映画の断絶と交流
  一九五〇-一九七二
蔡 宜静/著 249-270
『羅生門』の受賞とその後
  ストラミジョーリとジュグラリスを中心に
古賀 太/著 273-304
蝶々夫人の夢
  一九五〇年代の日本映画と合作ブームの到来
土田 環/著 305-325
他者という眼差しと戦略
  リチーとアンダーソンのThe Japanese Filmの複雑な可能性
アーロン・ジェロー/著 327-342
日本映画の紹介とドナルド・リチーの貢献
  ジャパン・ソサエティーを中心に
平野 共余子/著 343-358
グローバル化時代の中のインディペンデント映画
  その「国際性」とは何か
渡邉 大輔/著 359-376