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所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
閲覧室	/213.6/ﾌ/	116996125	成人一般	可能

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資料詳細

タイトル	都市と暴動の民衆史
タイトルカナ	トシ ト ボウドウ ノ ミンシュウシ
副書名	東京・1905-1923年
著者	藤野 裕子 ／著
著者カナ	フジノ ユウコ
出版者	有志舎
出版年	2015.10
ページ数	11,313,4p
大きさ	22cm
一般件名	東京都-歴史 , 日本-歴史-明治時代 , 日本-歴史-大正時代 , 暴動
ISBN13桁	978-4-903426-98-3
言語	jpn
分類記号	213.6106
内容紹介	日比谷焼打事件から米騒動に至るまでの間、大都市では民衆暴動が次々と発生した。20世紀初頭の日本社会の転換を民衆史の視点から読み解き、民衆による暴力行使の文化とそれを巡って変容する社会秩序との相互関係を解明する。
著者紹介	1976年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。東京女子大学現代教養学部准教授。

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目次

序章 都市暴動から何が見えるか

  第一節 民衆の暴力行使をたどる意味

  第二節 発展史観を超えて

  第三節 分析方法と本書の構成

第一章 日比谷焼打事件の発生と展開

  はじめに

  第一節 屋外集会という戦術

  第二節 事件前夜の民衆の動向

  第三節 日比谷焼打事件

  第四節 暴動の終息とその影響

  おわりに

第二章 近代都市暴動の全体像

  はじめに

  第一節 暴動の概要と形態的特徴

  第二節 暴動参加者の特徴

  おわりに

第三章 屋外集会の変転

  はじめに

  第一節 桂園体制下の屋外集会

  第二節 大正初年の屋外集会1

  第三節 大正初年の屋外集会2

  第四節 普選運動における屋外集会の秩序化

  おわりに

第四章 労働における親分子分関係と都市暴動

  はじめに

  第一節 屋外集会への人員調達の事例

  第二節 倉庫荷役における労務動員ネットワーク

  第三節 土木建築業における労務動員ネットワーク

  第四節 戦争・議会政治との接続

  おわりに

第五章 男性労働者の対抗文化

  はじめに

  第一節 日雇い層の就労形態

  第二節 上昇欲と疎外感

  第三節 生活実践と価値体系

  第四節 恐怖と反逆

  おわりに

第六章 都市暴動と学歴社会

  はじめに

  第一節 苦学生と下層労働の世界

  第二節 下層社会のなかの高学歴者

  第三節 不良学生の政治化

  おわりに

第七章 米騒動とその後の社会

  はじめに

  第一節 米騒動の全国的展開と東京の特異性

  第二節 東京市の米騒動1

  第三節 東京市の米騒動2

  第四節 労働運動という実践

  おわりに

第八章 朝鮮人虐殺の論理

  はじめに

  第一節 地域の状況と虐殺の概要

  第二節 自警集団の構造

  第三節 敵意と恐怖はいかにして作られたか

  第四節 虐殺の実態

  第五節 第二グループに関する考察

  おわりに

終章 都市暴動とそのゆくえ

  第一節 都市暴動から何が見えたか

  第二節 さらなる展望と課題

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