水野 章二/著 -- 吉川弘文館 -- 2015.10 -- 652.1

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閲覧室 /652.1/ミ/ 116991373 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 里山の成立
タイトルカナ サトヤマ ノ セイリツ
副書名 中世の環境と資源
著者 水野 章二 /著  
著者カナ ミズノ ショウジ
出版者 吉川弘文館
出版年 2015.10
ページ数 4,210,6p
大きさ 22cm
一般件名 里山 , 林業-日本
ISBN13桁 978-4-642-08284-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 652.1
内容紹介 人々が生活のために、利用しながら作り出した里山。中世の畿内近国を中心に、山野河海をめぐる人と自然、人と人の関係を解明。里山が成立する過程やその特質を明らかにし、村落研究・環境史研究の可能性をひらく。
著者紹介 1954年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。滋賀県立大学人間文化学部教授、博士(文学)。著書に「日本中世の村落と荘園制」など。

目次

序章 里山をめぐる視点
第1章 中世の後山
  中世村落と里山
  後山の実態
  さまざまな後山相論
第2章 荘園制と里山空間
  山野支配と杣の変容
  牧と荘園
  和歌に詠まれた平安末期の里山空間
第3章 史料にみえる中世の里山
  里山空間と生業
  個別村落の里山空間
  広域荘園における里山空間
第4章 里山空間の実態と絵画史料
  寺域の後山
  放牧と里山空間
第5章 樹林の多面的機能
  樹林の機能とその評価
  小さな里山屋敷林
第6章 中世里山の資源管理
  山林資源の荒廃
  環境管理とコモンズ論
終章 中世の生活環境