太田 隆夫/著 -- 日本評論社 -- 2015.9 -- 421.5

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資料詳細

タイトル 界面ダイナミクスの数理
タイトルカナ カイメン ダイナミクス ノ スウリ
叢書名 チュートリアル:応用数理の最前線
著者 太田 隆夫 /著  
著者カナ オオタ タカオ
出版者 日本評論社
出版年 2015.9
ページ数 8,98p
大きさ 22cm
一般件名 物理数学
ISBN13桁 978-4-535-78599-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 421.5
内容紹介 界面ダイナミクスの基礎をコンパクトにまとめた一冊。相転移における秩序構造の形成、非平衡開放系、2次元以上での界面方程式、空間的周期構造などを解説する。3次元チューリング構造についての記述を加えた改訂版。
著者紹介 1949年香川県生まれ。京都大学理学部卒業。専攻は非線形科学。理学博士。東京大学大学院理学系研究科客員共同研究員。豊田理化学研究所客員フェロー。お茶の水女子大学・京都大学名誉教授。

目次

第1章 相転移における秩序構造の形成
  1.1 相転移とは
  1.2 相転移のダイナミクスとそのモデル
  1.3 相転移における界面ダイナミクス
第2章 非平衡開放系
  2.1 非平衡開放系の散逸構造
  2.2 反応拡散系
  2.3 界面ダイナミクスの考え方
第3章 時間依存ギンツブルグ-ランダウ方程式
  3.1 偏微分方程式によるモデル
  3.2 保存系と非保存系
  3.3 TDGL方程式の平衡解
  3.4 ドメインの成長
  3.5 特異摂動
第4章 1次元系の界面間相互作用
  4.1 非保存系TDGL方程式
  4.2 非一様平衡解の線形安定性
  4.3 界面間の相互作用
  4.4 保存系の界面相互作用
第5章 KdV方程式のパルス
  5.1 パルス解
  5.2 パルス間相互作用
  5.3 可解条件について
  5.4 散逸があるときの速度
第6章 反応拡散系のパルス
  6.1 パルスの弾性的衝突
  6.2 パルス波の自己的生成
第7章 2次元以上での界面方程式
  7.1 非保存系の界面の運動
  7.2 レベル関数による表現
  7.3 ドメイン成長の統計則
  7.4 レベル関数による界面方程式について
  7.5 保存系の界面の運動
  7.6 拡散方程式から界面方程式の導出
第8章 空間的周期構造
  8.1 モデルと周期解
  8.2 周期構造の安定性
  8.3 位相ダイナミクス
  8.4 時間遅れがある界面相互作用
  8.5 3次元チューリング構造
第9章 パターン選択
  9.1 構造安定性と特異摂動