永岡 崇/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2015.9 -- 169.1

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資料詳細

タイトル 新宗教と総力戦
タイトルカナ シンシュウキョウ ト ソウリョクセン
副書名 教祖以後を生きる
著者 永岡 崇 /著  
著者カナ ナガオカ タカシ
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2015.9
ページ数 6,353,7p
大きさ 22cm
一般件名 天理教 , 戦争と宗教
ISBN13桁 978-4-8158-0815-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 169.1
内容紹介 教祖亡き後、その存続をかけて自己形成をはかる新宗教。戦争へと向かうなかで、指導者や信者たちは、前代の「遺産」をどう読み替え、信仰実践の地平を拓いてきたのか。天理教を事例に、人々が生きた新宗教の実像に迫る。
著者紹介 1981年奈良県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員。博士(文学)。

目次

序章 新宗教と総力戦
  はじめに
  一 新宗教の歴史性
  二 近代日本の宗教体系
  三 新宗教運動と国家との関係性をめぐる研究
  四 新宗教運動と戦争との関係性をめぐる研究
  五 本書の構成
  六 中山みきとは誰か
第1章 信仰共同体の危機と再構築
  はじめに
  一 教祖の死と信仰共同体の危機
  二 飯降伊蔵のライフ・ヒストリー
  三 中山真之亮と信仰共同体の闘い
  四 本席-真柱体制の成立
  五「おさしづ」と親神共同体
  おわりに
第2章 戦前における中山正善の活動
  はじめに
  一 中山正善という課題
  二 原典
  三 収集
  四 伝道
  おわりに
第3章 「革新」の時代
  はじめに
  一 一派独立と国家主義への接近
  二 教団の発展と帝国主義
  三 「満洲天理村」という実験
  四 「革新」の断行
第4章 宗教経験としてのアジア・太平洋戦争
  はじめに
  一 <ひのきしん>は変化したか
  二 国家・戦争・<ひのきしん>
  おわりに
第5章 宗教のなかの「聖戦」/「聖戦」のなかの宗教
  はじめに
  一 日常の戦争
  二 「聖戦」の教義
  三 <ひのきしん>の思想
  おわりに
第6章 「復元」の時代
  一 敗戦と天理教
  二 「天理教教典」の成立
  三 「おふでさき註釈」のテクストとコンテクスト
  四 アプレ・ゲールと天理教
終章 動員への経路