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所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
閲覧室	/426.5/ｵ/	116934621	成人一般	可能

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資料詳細

タイトル	初歩の統計力学を取り入れた熱力学
タイトルカナ	ショホ ノ トウケイ リキガク オ トリイレタ ネツリキガク
叢書名	シリーズ<これからの基礎物理学>
著者	小野 嘉之 ／著
著者カナ	オノ ヨシユキ
出版者	朝倉書店
出版年	2015.8
ページ数	6,206p
大きさ	21cm
一般件名	熱力学 , 統計力学
ISBN13桁	978-4-254-13717-0
言語	jpn
分類記号	426.5
内容紹介	統計力学の初歩を最初から導入することでマクロとミクロをつなぐ新しい熱力学のテキスト。解説の一部は例題の形にし、問いに対する解答として記述。具体的な応用例も取り上げる。
著者紹介	1946年満州生まれ。東京大学大学院理学研究科博士課程修了。東邦大学名誉教授、理学博士。著書に「シュレディンガー方程式の解法」「物理で「群」とはこんなもの」など。

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目次

1.熱と温度とエントロピー

  1.1 熱の概念

  1.2 温度

  1.3 ボイル-シャルルの法則-理想気体の状態方程式

  1.4 平衡,非平衡と熱力学第0法則

  1.5 熱機関の効率-カルノー・サイクル

  1.6 熱機関の効率と熱力学第2法則

  1.7 いろいろな熱機関のモデル

  1.8 熱力学基本法則のまとめ

2.熱力学と統計力学-エントロピーが意味するもの

  2.1 気体分子運動論-マクスウェル分布

  2.2 理想気体の熱容量

  2.3 ボルツマン方程式とH定理

  2.4 統計力学におけるエントロピー

  2.5 量子力学における「状態」

  2.6 ミクロカノニカル分布で理想気体を扱う

3.いろいろな自由エネルギーと熱力学関係式

  3.1 熱力学環境と自由エネルギー

  3.2 化学ポテンシャル

  3.3 熱力学的な系の安定条件

  3.4 示量性変数と示強性変数

  3.5 温度が一定である系の統計力学

  3.6 熱放射の熱力学・統計力学

  3.7 ギブスのパラドックス

  3.8 熱力学的関係式のまとめ

4.相互作用を取り入れた熱力学

  4.1 非理想気体-ファンデルワールスの状態方程式

  4.2 ファンデルワールスの状態方程式による気相-液相転移

  4.3 潜熱の計算

  4.4 状態方程式のビリアル展開

  4.5 気体の冷却

5.相転移の熱力学

  5.1 相図と相転移の分類

  5.2 1次相転移の一般論

  5.3 2次相転移の一般論

6.磁性体の熱力学

  6.1 磁性体のモデル

  6.2 強磁性体の相転移-熱力学的取り扱い

  6.3 強磁性体の統計力学的取り扱い

  6.4 履歴現象(ヒステリシス)について

7.ゆらぎと観測量

  7.1 熱容量とエネルギーのゆらぎ

  7.2 帯磁率と磁化のゆらぎ

A.熱力学・統計力学でよく用いる数学

  A.1 偏微分

  A.2 ガウス積分

  A.3 n次元球の体積

  A.4 Γ関数とスターリングの公式

B.大数の法則と中心極限定理

  B.1 大数の法則

  B.2 中心極限定理

C.熱力学で用いる物理量の単位

D.スピンおよびスピン間相互作用について

  D.1 スピン角運動量

  D.2 スピン間相互作用

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