伊澤 正興/著 -- 日本経済評論社 -- 2015.2 -- 517.253

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地下書庫 /517.2/イ/ 116973132 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル アメリカ水運史の展開と環境保全の成立
タイトルカナ アメリカ スイウンシ ノ テンカイ ト カンキョウ ホゼン ノ セイリツ
副書名 「運河の時代」からニューディール期の連邦治水法まで
叢書名 阪南大学叢書
著者 伊澤 正興 /著  
著者カナ イザワ マサオキ
出版者 日本経済評論社
出版年 2015.2
ページ数 4,224p
大きさ 22cm
一般件名 河川-アメリカ合衆国 , 河川運送-歴史 , 環境保全-歴史
ISBN13桁 978-4-8188-2368-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 517.253
内容紹介 1830年代「運河の時代」から1936年連邦治水法の成立期までを対象に、アメリカの可航河川を中心とする河川計画が水運から環境保全へと向かった経緯を実証的に検討し、アメリカ水運史における環境保全の源流を探る。

目次

序章 アメリカ水運史の研究課題
  はじめに
  第1節 水運史の研究動向
  第2節 世紀転換期からニューディール期にかけての環境保全の成立
第1章 国内水運網の形成期における政府介入の意義
  はじめに
  第1節 19世紀初頭の国内水運網の形成
  第2節 運河開削資金の調達問題
  第3節 ヨーロッパ州債市場と州の財政破綻
  小括
第2章 1840年代の運河再編にともなう南北の分断
  はじめに
  第1節 債務危機に対する州の反応
  第2節 新たな運河再建案の登場
  第3節 運河開通にともなう南北の分断
  小括
第3章 内陸輸送開発における運河民営化と余波
  はじめに
  第1節 イリノイ州運河事業の特質
  第2節 州有運河からトラスト型民営運河へ
  第3節 トラスト型民営運河の成功と限界
  小括
第4章 世紀転換期のコレラ対策と大規模河川計画
  はじめに
  第1節 水運とコレラ対策の関係史
  第2節 新たな下水道計画にともなう水路の大規模化
  第3節 大規模河川計画をめぐる利害対立
  小括
第5章 洪水対策における環境保全の成立
  はじめに
  第1節 19世紀の築堤中心の洪水対策
  第2節 世紀転換期の国家的洪水対策
  第3節 ミシシッピ川大洪水と1936年連邦治水法
  小括
終章 「運河の時代」から「環境保全の時代」へ
  はじめに
  第1節 水と権力の関係史
  第2節 水運史の長期的変化
  第3節 その後の環境保全の動向
  結論