山本 奈生/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2015.7 -- 368.6

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資料詳細

タイトル 犯罪統制と空間の社会学
タイトルカナ ハンザイ トウセイ ト クウカン ノ シャカイガク
副書名 ゼロ年代日本における犯罪・都市政策
叢書名 MINERVA社会学叢書
著者 山本 奈生 /著  
著者カナ ヤマモト ナオ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2015.7
ページ数 4,225,38p
大きさ 22cm
一般件名 犯罪予防
ISBN13桁 978-4-623-07338-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 368.6
内容紹介 小泉・第一次安倍内閣政権下で行われた国政的プロジェクト「安全で安心なまちづくり」にみられる諸々の犯罪政策/施策に対して社会学的言及をすることで、2000年代日本の国家と社会、空間と権力の配置を描き出す。
著者紹介 1979年生まれ。佛教大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学、佛教大学)。同大学社会学部専任講師。

目次

序言
  1 本書の対象と企図
  2 理論/思想的視座
  3 本書の構成、および用語法
第一章 国家・社会・犯罪統制
  1 国家と犯罪統制
  2 「犯罪的なもの」と安全
  3 ゼロ年代日本における犯罪政策の特質
  4 本書の問題関心と理論的含意
第二章 配慮の空間
  1 はじめに
  2 環境犯罪学と割れ窓理論
  3 「割れ窓理論」とコミュニタリアニズム
  4 「割れ窓理論」への批判
  5 結語
第三章 国政的水準における犯罪政策
  1 はじめに
  2 「犯罪対策閣僚会議」の基本的視点
  3 「犯罪対策閣僚会議」の具体的方針
  4 社会の境界線
第四章 国政的から地方政治の舞台へ
  1 空間と政治
  2 犯罪政策と都市政策の混淆
  3 地方政治における犯罪統制
  4 「安全・安心なまちづくり」の論理
第五章 自主防犯団体と街区の創出
  1 はじめに
  2 自主防犯団体活動の沿革
  3 具体的事例の沿革
  4 京都市における事例
  5 出来事の整理と結語
第六章 空間と権力
  1 状況の整理
  2 コミュニティの権力構造
  3 都市、そして空間の生産
  4 空間・文化・政治
  5 空間を異化し、理念を対置させる