松尾 秀哉/著 -- 吉田書店 -- 2015.5 -- 312.358

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /312.3/マ/ 116931213 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 連邦国家ベルギー
タイトルカナ レンポウ コッカ ベルギー
副書名 繰り返される分裂危機
著者 松尾 秀哉 /著  
著者カナ マツオ ヒデヤ
出版者 吉田書店
出版年 2015.5
ページ数 8,212p
大きさ 19cm
一般件名 ベルギー-政治・行政-歴史
ISBN13桁 978-4-905497-33-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 312.358
内容紹介 2度の政治危機の要因を検討しつつ、多民族・多言語国家であるベルギーにおける連邦制導入の意義を考察。地域主義の台頭が著しいフランデレンに注目し、政権交渉が長期化した要因を「連邦制の効果」という視点から論じる。
著者紹介 1965年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。北海学園大学法学部教授。著書に「ベルギー分裂危機」「物語ベルギーの歴史」など。

目次

はじめに なぜベルギーか
  1 「ヨーロッパの十字路」から「ヨーロッパの縮図」へ
  2 「ヨーロッパの縮図」ベルギーの連邦化
  3 「ヨーロッパの縮図」の分裂危機
  4 なぜベルギー危機か-欧州危機の縮図
  5 なぜ分裂しなかったのか
  6 本書の構成
第1章 連邦国家ベルギーの輪郭
  1 ベルギーの連邦制度
  2 連邦制導入の道程
  3 分裂危機
  4 ベルギーの政治制度の特徴
  5 主要政党
第2章 どのように交渉過程を分析するか
  1 先行研究の検討
  2 分析枠組みの検討
第3章 1990年代のベルギーの政治
  1 冷戦終結後の新政党の台頭
  2 ベルギー政治社会の動揺と政治不信
  3 自由党の党改革
  4 カトリック政党の党改革
  5 改革のイムパクト-野党転落
  6 野党転落後-地域主義者と連携するカトリック政党
  7 小括-ベルギー社会の不安定化と主要政党の地域主義化
第4章 2007年分裂危機
  1 2007年分裂危機
  2 考察
第5章 2010年政治危機
  1 2010年分裂危機
  2 考察
考察と結論
  1 結論-分裂危機はなぜか
  2 その後のベルギー-柱の自己破壊か,再生産か
  3 エピローグ-2014年5月選挙の衝撃多層化国家のさらなる混迷?