井藤 美由紀/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2015.3 -- 490.14

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資料詳細

タイトル いかに死を受けとめたか
タイトルカナ イカニ シ オ ウケトメタカ
副書名 終末期がん患者を支えた家族たち
著者 井藤 美由紀 /著  
著者カナ イトウ ミユキ
出版者 ナカニシヤ出版
出版年 2015.3
ページ数 10,383p
大きさ 20cm
一般件名 生と死 , , 患者 , 家族関係
ISBN13桁 978-4-7795-0928-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 490.14
内容紹介 悲しみと向き合う家族の声に耳を澄ます-。余命告知を受けた終末期がん患者。悲しみを予期しながら、その死を看取った家族たちの声から、喪われつつある「看取りの文化」の継承を探求する。
著者紹介 京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。佛教大学・園田学園女子大学非常勤講師。

目次

第一章 がん患者の遺族に出会うまでの軌跡
  1 その時、何が起こっていたのか?
  2 本書で論じる「死」
  3 日本の大都市圏で進行していた問題
  4 「死」をめぐる世情の変化
  5 出会いと別れがもたらした新たな展開
第二章 なぜ、今、いかに「死」を受けとめたかを論じるのか?
  1 日本の終末期医療が直面している問題
  2 予期悲嘆研究の現状と課題
  3 家族介護者の看取り体験を伝える目的と意義
第三章 「死」の否認に起因する諸問題
  1 親類縁者の予期悲嘆
  2 伝わらなかった告知内容
第四章 余命告知の副作用
  1 夫の在宅介護が楽しかった妻
  2 夫婦の溝と対峙した夫
  3 精神障害をもつ弟に寄り添い続けた兄
  4 在宅での看取りは「家族に迷惑がかかるもの」なのか
第五章 死にゆく者の作法
  1 「嫁」の看取り
  2 社会的慣習と介護負担感
  3 死にゆく者の作法
第六章 家族に継承される「看取りの文化」
  1 同時に家族三人が末期患者になったケース
  2 看取りを支える死生観
  3 「介護は辛いものだ」という考え方への抵抗感の由来
第七章 「看取りの文化」の再構築に向けて
  1 国内の「看取りの文化」の現状
  2 日本の家族の現在
  3 安心して最期を迎えられる地域社会をつくるために
  4 結び
資料 調査の概要
  1 インタビュー調査と研究の方法
  2 調査結果