小川 真理子/著 -- 世織書房 -- 2015.2 -- 369.25

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資料詳細

タイトル ドメスティック・バイオレンスと民間シェルター
タイトルカナ ドメスティック バイオレンス ト ミンカン シェルター
副書名 被害当事者支援の構築と展開
著者 小川 真理子 /著  
著者カナ オガワ マリコ
出版者 世織書房
出版年 2015.2
ページ数 11,360,24p
大きさ 22cm
一般件名 女性福祉 , ドメスティック・バイオレンス
ISBN13桁 978-4-902163-76-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.25
内容紹介 なぜDV被害者には民間による支援が必要なのか。草の根の女性たちが開設した民間のシェルターを、その運営や支援、運動、行政との連携などの視点から多角的に考察し、民間シェルターの役割と今後の方向性をさぐる。

目次

序章 民間シェルターの支援活動とDV被害者支援の現状
  1 民間シェルターへの着目と本書の立場
  2 民間シェルターの歩みと支援活動
  3 DV被害者支援制度の現状
第1章 民間シェルター研究
  1 日本のドメスティック・バイオレンス研究
  2 欧米のシェルター運動と民間シェルター研究
  3 日本の民間シェルター研究
  4 研究方法
第2章 民間シェルターの組織と運営
  1 シェルターの規定と組織
  2 設立時期とその背景、地域分布
  3 組織・運営
  4 支援内容と専門職の関与
  5 受入基準とシェルター内のルール
  6 民間シェルターの抱える問題と閉鎖、あるいは休止したシェルターの課題
  7 民間シェルターの特徴と課題
第3章 民間シェルターによる支援
  1 DV被害者支援の基本姿勢とエンパワーメント
  2 支援者の立ち位置と被害者との関係性
  3 支援者の「しろうと性」と「専門性」
  4 民間シェルターと「シェルター運動」のジレンマ
  5 全国女性シェルターネット
  6 民間シェルターの理念と組織の柔軟性
  7 DV被害「当事者」のニーズを引き出す支援
  8 シェルターという「場」の必要性
第4章 民間シェルターと行政・関係機関との「連携」
  1 「連携」の意義とDV防止法施行後の「連携」の問題点
  2 民間シェルターと関係機関との「連携」
  3 自治体の事例からみた行政と民間シェルターにおける「連携」の類型
  4 スムーズな「連携」関係の構築のために
第5章 民間シェルターの現在と未来
  1 民間シェルター像の変容
  2 財源問題と組織の自律性とのせめぎあい
  3 実効性のある「連携」体制をめざして
  4 民間シェルターの社会的役割
  5 新たな支援の形に向けて