クリストフ・ビダン/著 -- 水声社 -- 2014.12 -- 950.278

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /950.2/ブ/ 116917477 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル モーリス・ブランショ
タイトルカナ モーリス ブランショ
副書名 不可視のパートナー
著者 クリストフ・ビダン /著, 上田 和彦 /訳, 岩野 卓司 /訳, 郷原 佳以 /訳, 西山 達也 /訳, 安原 伸一朗 /訳  
著者カナ ビダン クリストフ,ウエダ カズヒコ,イワノ タクジ,ゴウハラ カイ,ニシヤマ タツヤ,ヤスハラ シンイチロウ
出版者 水声社
出版年 2014.12
ページ数 623p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-8010-0027-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 950.278
内容紹介 「顔のない作家」の写真を暴露するような伝記ではなく、ブランショの生と作品を批判的な精神を保ちながら丹念に読み、ブランショにおける「自伝的なもの」を炙り出そうとする評伝。研究文献目録も収録。
著者紹介 1962年生まれ。パリ第七大学大学院博士課程修了。博士(文学)。ピカルディー大学教授。

目次

カンのブランショ
  系譜、生誕、子ども時代 一九〇七年-一九一八年
音楽と家族の思い出
  シャロンのマルグリット・ブランショ 一九二〇年代
「死のフェルト帽」
  病気 一九二二年-一九二三年
銀の柄頭の杖
  ストラスブール大学 一九二〇年代
闇のなかの閃光
  エマニュエル・レヴィナスとの出会い 一九二五年-一九三〇年
「イリヤ」
  哲学修業 一九二七年-一九三〇年
信念の組み合わせ
  パリと極右の世界 一九三〇年代
「マハトマ・ガンディー」
  ブランショの最初期のテクスト 一九三一年
拒否、一-精神の革命
  『ルヴュ・フランセーズ』誌/『レアクシオン』誌/『ルヴュ・デュ・シエクル』誌 一九三一年-一九三四年
ジャーナリスト、反ヒトラー主義者、国民革命家
  『ジュルナル・デ・デバ』紙/『ランパール』紙/『オ・ゼクート』紙/『ルヴュ・デュ・ヴァンティエム・シエクル』誌 一九三一年-一九三五年
エスカレートするレトリック
  『コンバ』誌創刊 一九三六年
「救国の手段としてのテロリズム」
  『コンバ』誌 一九三六年七月-十二月
愛国主義の極点
  『ランシュルジェ』紙 一九三七年
あの事件が私に訪れたのは一九三七年のことだった…
  死の宣告 一九三七年-一九三八年
「数々の信念の変化」をめぐって
  極右の一人のジャーナリスト 一九三〇年代
「革命から文学へ」
  一九三〇年代の文学批評
「将来の殺人の前兆」
  物語のエクリチュール-『窮極の言葉』/『牧歌』 一九三五年-一九三六年
「時間をかけてもう一度円く囲まれる夜よ、誰が私たちを演じるのだろうか」
  『謎の男トマ』 一九三二年-一九四〇年
「世界は夜に包まれている」
  レジスタンス 一九四〇年-一九四四年
「ヴィシーを利用してヴィシーに反逆すること」
  <若きフランス> 一九四一年-一九四二年
「称賛と合意」
  ジョルジュ・バタイユとの出会い 一九四〇年-一九四三年
他者の名において
  『ジュルナル・デ・デバ』紙での文芸時評 一九四一年-一九四四年
「真の作家が現れた」
  『謎の男トマ』刊行と受容 一九四一年-一九四二年
「明け方からかかっていたこの霧を立ちこめさせる」
  『アミナダブ』の出版 一九四二年
「時事問題に多くを割きすぎた作家たちに…」
  『NRF』誌をめぐって 一九四一年-一九四二年
「不安から言語へ」
  『踏みはずし』の刊行 一九四三年
「自らを支配する眼の囚人」
  カン 一九四四年夏
共同体への幻滅
  解放後の編集活動 一九四四年-一九四六年
批評の年
  『ラルシュ』誌/『レ・タン・モデルヌ』誌/『クリティック』誌 一九四六年
「スキャンダルを尊重すること」
  文芸批評 一九四五年-一九四八年
黒いしみ
  『至高者』の執筆 一九四六年-一九四七年
沈黙の情熱
  ドゥニーズ・ロラン
地中海岸滞在
  夜のエクリチュール 一九四七年
揺るぎない点
  『白日の狂気』、言葉の新たな地位 一九四七年-一九四九年
ねじの回転
  『謎の男トマ』第二版 一九四七年-一九四八年
友愛の権威
  『死の宣告』の完成 一九四七年-一九四八年
周囲の諍い
  出版と受容 一九四八年-一九四九年
不可視のパートナー
  エズ、隠退 一九四九年-一九五七年
「本質的孤独」
  物語の執筆 一九四九年-一九五三年
眼差しなき力からの光線
  『望みのときに』 一九四九年-一九五一年
「書いていますか、いまこの瞬間に、書いていますか?」
  『私についてこなかった者』 一九五一年-一九五三年
批評による迂回
  いくつかの文芸批評 一九五〇年-一九五一年
「逆向きの作者」
  『文学空間』の誕生 一九五一年-一九五三年
「つねにすでに」(詩的中断と思考の政治)
  『来るべき書物』に向けて 一九五三年-一九五八年
「奇跡的な軽やかさについて」
  『最後の人』 一九五三年-一九五七年
恩恵、気力、優しさ
  ロベール・アンテルムとの出会い 一九五八年
「魅惑の視線の下で」
  ふたたびパリへ 一九五七年-一九五八年
拒否、二-名のない者の名において
  『七月十四日』誌 一九五八年-一九五九年
「私はたしかに権利とは言うが、義務とは言わない」
  アルジェリア戦争における不服従の権利宣言 一九六〇年
不可視のパートナーたち
  『ルヴュ・アンテルナシオナル』誌の計画 一九六〇年-一九六五年
思考の登場人物
  いかにして友愛は可能か 一九五八年-一九七一年
「あなたに話せるようにして」
  『期待忘却』 一九五七年-一九六二年
<中性的なもの>の思考
  文学・哲学批評(対話と断章) 一九五九年-一九六九年
はじめての特集号
  『クリティック』誌特集号 一九六六年
二つのかたちの明かしえぬものの間で
  ボーフレ事件 一九六七年-一九六八年
「恐怖の向こう側へ」
  六八年五月
外における生
  『彼方への歩み』 中性で書かれた日記 一九六九年-一九七三年
災禍における友愛
  遠ざかりと死去 一九七四年-一九七八年
最後の書物
  『災禍のエクリチュール』 一九七四年-一九八〇年
神話の形成
  読むことと読まないこと 一九六九年-一九七九年
秘密という不調
  ブランショの読解可能性と可視性 一九七九年-一九九七年
「喉もとのこの歴史の裂け目と共に」
  『明かしえぬ共同体』 一九八二年-一九八三年
「何歩か進むのにも時間が必要である」
  文学と証言 一九八三年-一九九七年