安井 眞奈美/編著 -- せりか書房 -- 2014.12 -- 385.2

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /385.2/ヤ/ 116916404 成人一般 可能 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 怪異と身体の民俗学
タイトルカナ カイイ ト シンタイ ノ ミンゾクガク
副書名 異界から出産と子育てを問い直す
著者 安井 眞奈美 /編著  
著者カナ ヤスイ マナミ
出版者 せりか書房
出版年 2014.12
ページ数 290p
大きさ 20cm
一般件名 産育習俗 , 怪異
ISBN13桁 978-4-7967-0337-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 385.2
内容紹介 産女、水子、胞衣、乳歯、おんぶと抱っこ、分娩台、妖怪に狙われる身体、そして現代の妖怪…。多様な対象を身体論の視点から分析し、さらに異界という特異な視野を通して現代文化を問い直した民俗学・文化人類学の研究成果。
著者紹介 1967年京都市生まれ。大阪大学大学院文学研究科日本学専攻後期課程修了。文学博士。天理大学文学部教授。専門は民俗学、文化人類学。著書に「出産環境の民俗学」などがある。

目次

はじめに コスモロジーとしての身体、表象としての妖怪
第一章 「胎児分離」埋葬の習俗と出産をめぐる怪異のフォークロア-その生成と消滅に関する考察
第二章 産女から水子へ-出産に関する怪異の変容とジェンダー
第三章 胞衣の近代-「奈良県風俗誌」にみる出産習俗の変容
第四章 抜けた乳歯の行方-身体観の変容にせまる
第五章 おんぶと抱っこの変容-身体技法に関する人類学的研究にむけて
第六章 分娩台の登場-身体と道具の関係史
第七章 妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位
第八章 狙われた背中-妖怪・怪異譚からみた日本人の身体観
第九章 現代の妖怪と名づけ-「かわいい」妖怪たちと暴力をめぐって
あとがき 怪異と身体の人類学にむけて