近藤 康裕/著 -- 港の人 -- 2014.10 -- 930.27

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閲覧室 /930.2/コ/ 116912254 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 読むことの系譜学
タイトルカナ ヨム コト ノ ケイフガク
副書名 ロレンス、ウィリアムズ、レッシング、ファウルズ
著者 近藤 康裕 /著  
著者カナ コンドウ ヤスヒロ
出版者 港の人
出版年 2014.10
ページ数 249p
大きさ 20cm
一般件名 英文学-歴史 , 英文学-作家
ISBN13桁 978-4-89629-285-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 930.27
内容紹介 言葉をとおして世界にかかわり、近代の諸問題に取り組もうとしたロレンス、ウィリアムズ、レッシングら、20世紀イギリスの作家たち。彼らの批評意識を「読むことの系譜」から明らかにする。
著者紹介 1980年宮崎県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。慶應義塾大学法学部専任講師。

目次

序論
第一章 価値評価、連続性、反復
  一、価値の批判と価値評価
  二、連続性と反復
  三、ロレンスの哲学とニューレフト
第二章 二元論とその脱構築
  一、生と死の二元論とその運命
  二、西洋的人間観の隘路
  三、暴力の倫理
  四、メキシコから問い直される西洋近代
第三章 ジョン・ファウルズとロレンス
  一、表象/代表の問題認識と歴史
  二、「知る」ことと「シンボル」
  三、ロレンス、ファウルズ、ウィリアムズ
第四章 読みと批評
  一、F・R・リーヴィスと『スクルーティニ』の時代
  二、読むことと文化
  三、テクストの政治学へ向けて
第五章 ドリス・レッシングの戦略
  一、断片化と全体性-テクストのアポリア
  二、読み、書くという「行為-出来事」
  三、ちいさい個人的な声
  四、形式、感情、「感情の構造」
第六章 幽霊とは何か?
  一、小説の倫理
  二、定義できない文彩としての幽霊
  三、全体性と言語
  四、読むことと書くことのアレゴリー
結論