関根 達人/著 -- 吉川弘文館 -- 2014.11 -- 211.04

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資料詳細

タイトル 中近世の蝦夷地と北方交易
タイトルカナ チュウキンセイ ノ エゾチ ト ホッポウ コウエキ
副書名 アイヌ文化と内国化
著者 関根 達人 /著  
著者カナ セキネ タツヒト
出版者 吉川弘文館
出版年 2014.11
ページ数 2,407p
大きさ 27cm
一般件名 遺跡・遺物-北海道 , 遺跡・遺物-サハリン , アイヌ
ISBN13桁 978-4-642-09339-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 211.04
内容紹介 中近世の蝦夷地の人々とその社会について、考古学と文献史学の双方から解明。北海道・カラフト・千島へ進出した和人や日本製品がアイヌ文化の形成と変容に与えた影響と、蝦夷地の「内国化」の過程を論じる。
著者紹介 1965年埼玉県生まれ。弘前大学大学院地域社会研究科教授。同大学人文学部北日本考古学研究センター長。著書に「あおもり歴史モノ語り」など。

目次

序章 北方史とアイヌ文化
  1 はじめに
  2 問題の所在
  3 本書の構成
第Ⅰ章 北方交易に関する考古学的研究
  1 アイヌ文化成立以前の北方交易
  2 考古資料からみたアイヌ文化の成立
  3 アイヌの宝物とツクナイ
  4 副葬品からみたアイヌ文化の変容
  5 シベチャリ出土の遺物
  6 タマサイ・ガラス玉に関する基礎的研究
第Ⅱ章 本州アイヌの実像
  1 考古学的痕跡
  2 生業・習俗と北奥社会
  3 狩猟と漁撈
第Ⅲ章 和人の北方進出と蝦夷地の内国化
  1 道南和人館とその時代
  2 北海道島における中世陶磁器の流通
  3 近世陶磁器からみた蝦夷地の内国化
  4 石造物からみた蝦夷地の内国化
  5 松前三湊の墓石と人口動態
第Ⅳ章 カラフト(サハリン)島への和人の進出
  1 カラフト島出土の日本製品
  2 白主会所跡の位置と構造
  3 死亡者からみたカラフト島への和人の進出
  4 1850年代のカラフト島の先住民族と国家
  5 クシュンコタン占拠事件と樺太アイヌ供養・顕彰碑
終章 蝦夷地史の構築を目指して
  1 「蝦夷地史」研究の提唱と実践
  2 北方交易と蝦夷地内国化の歴史