小泉 格/著 -- 東京大学出版会 -- 2014.10 -- 456.77

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資料詳細

タイトル 鮮新世から更新世の古海洋学
タイトルカナ センシンセイ カラ コウシンセイ ノ コカイヨウガク
副書名 珪藻化石から読み解く環境変動
著者 小泉 格 /著  
著者カナ コイズミ イタル
出版者 東京大学出版会
出版年 2014.10
ページ数 10,176p
大きさ 22cm
一般件名 第三紀 , 第四紀 , 古気候学 , 海底地質 , 珪藻
ISBN13桁 978-4-13-066711-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 456.77
内容紹介 氷期と間氷期が繰り返した過去500万年間における気候変動の変遷を、海底堆積物中の珪藻化石の解析結果から明らかにし、未来の気候を予測する。
著者紹介 1937年台湾省竹東生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。北海道大学名誉教授。理学博士。著書に「海底に探る地球の歴史」「珪藻古海洋学」など。

目次

第1章 古気候アーカイブとしての海底堆積物
  1.1 ピストン・コアリング
  1.2 パイロット・コアラー
  1.3 ロング・ピストン・コアリング
  1.4 発展型ピストン・コアリング
  1.5 深海掘削計画による海底堆積物の研究
第2章 鮮新世温暖期
  2.1 北西太平洋中緯度域における珪藻化石群集
  2.2 珪藻温度指数(Td'値)によるSST(℃)の復元
  2.3 珪藻群集の系統進化
  2.4 珪藻生産
  2.5 特徴的な珪藻化石2種の出現
  2.6 熱帯サイクロンの発達と海流の風成循環
第3章 鮮新世~更新世の寒冷化移行期
  3.1 北太平洋中-高緯度域における珪藻化石群集
  3.2 ヒマラヤ-チベット台地の隆起
  3.3 中米(パナマ)海路の閉鎖
  3.4 インドネシア海路の漸移的縮小
  3.5 温度躍層の浅層化
  3.6 塩分躍層の成立
  3.7 大気中CO2濃度の減少
  3.8 地球軌道フォーシング
第4章 更新世氷河期
  4.1 風成塵(黄砂)
  4.2 千島-カムチャツカ弧の火山活動
  4.3 珪藻化石群集による更新世の古海洋解析
  4.4 日本周辺海域における最終間氷期~最終氷期の古海洋環境
  4.5 ジャワ島南方沖における第四紀後期の海流変動
  4.6 最終氷期における数百~数千年スケールの気候変動
第5章 過去の気候変動に基づく未来予測
  5.1 早期人類による温室効果ガスの放出
  5.2 気候変動の予測(過去-現在-未来)
  5.3 未来予測のモデル・シミュレーション