宗田 理/著 -- PHP研究所 -- 2014.8 -- 916

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
じどう /916/ソ/ 120965769 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ぼくが見た太平洋戦争
タイトルカナ ボク ガ ミタ タイヘイヨウ センソウ
叢書名 心の友だち
著者 宗田 理 /著  
著者カナ ソウダ オサム
出版者 PHP研究所
出版年 2014.8
ページ数 126p
大きさ 19cm
一般件名 太平洋戦争(1941~1945)
ISBN13桁 978-4-569-78414-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 916
内容紹介 勤労学徒450名が犠牲になった豊川の大空襲、救助が来なかった三河の大地震、食糧不足で空腹、ダニやシラミとの闘い、B29の機銃掃射…。太平洋戦争の戦時下、愛知県で中高時代をすごした著者が、戦争体験を語る。
著者紹介 1928年東京生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。著書に「2年A組探偵局」「いじめられっ子ノラ」「ぼくらの太平洋戦争」など。

目次

はじめに
第1章 東京から三河へ
  八歳の時、父の突然の死
  厳格な祖父に引き取られる
  暖房もなく寒かった冬
  東京からの転校生
  子どもたちに「いじめ」はなかった
  詐欺に遭って貧しい生活に
  苦境の中でも子どもは育つ
第2章 戦争の影
  学校から駅まで「兵隊送り」
  千人針と認識票で命拾い
  「ベーゴマ」まで製造禁止に
  開戦から連戦連勝で浮かれる
  「爆弾恐るるに足らず」
第3章 戦争という狂気
  「少国民」と呼ばれる子どもたち
  学徒動員と学校閉鎖
  軍需工場に駆り出される
  工廠での苛酷な労働の日々
  ブタの餌と、ダニ・ノミ・シラミとの格闘
第4章 空からの恐怖
  隠された三河の大地震
  食べるものがない日々
  始まった本土への爆撃、連日の空襲
  「日本の重要産業都市を徹底的に破壊せよ」
  火の海、焼け野原と化した東京
  無差別爆撃と焼夷弾の恐怖
第5章 タコツボ特攻作戦
  近づく本土決戦
  空襲六十三回、名古屋壊滅す
  本土決戦でアメリカを迎え撃つ
  二週間の特訓
  「人生、十七歳で終わり」
  戦国マンガ(!?)「吹き矢作戦」
  石坂洋次郎の恋愛小説にショック
第6章 大空襲前夜
  東洋一の大軍需工廠
  豊橋空襲と焼夷弾の脅威
  艦砲射撃
  空襲警報時の訓戒
第7章 豊川海軍工廠の悲劇
  豊川海軍工廠壊減の日(1) ~男子中等学校生の体験から
  豊川海軍工廠壊滅の日(2) ~松操高等女学校生徒たちの体験から
  豊川海軍工廠壊滅の日(3) ~一女子生徒の機銃掃射体験から
  二つの原爆投下にはさまれた惨事
第8章 敗戦、そして戦後へ
  玉音放送 ~中等学校生たちの回想から
  ある復員学徒の恋
  無条件降伏と戦後の教育改革
おわりに
主な参考文献