野林 正路/著 -- 和泉書院 -- 2014.7 -- 801.2

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資料詳細

タイトル 詩・川柳・俳句のテクスト分析
タイトルカナ シ センリュウ ハイク ノ テクスト ブンセキ
副書名 語彙の図式で読み解く
叢書名 研究叢書
著者 野林 正路 /著  
著者カナ ノバヤシ マサミチ
出版者 和泉書院
出版年 2014.7
ページ数 6,320p
大きさ 22cm
一般件名 意味論 , 語彙論
ISBN13桁 978-4-7576-0716-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 801.2
内容紹介 魯迅の散文詩、新聞掲載の読者川柳作品、芭蕉の俳句を取り上げ、それぞれを語彙の図式で読み解く。単眼・一点透視の遠近法ではなく、複眼・多様性の遠近法の図式語彙を用いて、新たな作品解釈の地平を開く一冊。
著者紹介 1932年台湾生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。茨城大学名誉教授、文学博士。著書に「意味をつむぐ人びと」「山野の思考」など。

目次

第Ⅰ章 詩のテクスト構成と作者の実存
  1.魯迅の散文詩「影の別れ」
  2.魯迅の自己反照
  3.仮象としての存在者「魯迅」
  4.魯迅の実存と分身
  5.存在間の近接項関係の構成
  6.存在間の遠隔項関係の構成
  7.語彙(志向)図式のネットワーク=行列
  8.ブリッジ型語彙(志向)図式による連関の回収
  9.意識連関から存在連関~間存在連関へ
第Ⅱ章 川柳のテクスト構成
  1.川柳作品の複眼の視野
  2.事実存在の在り処
  3.事実存在の定立と連関の場(テクスト)の開示
  4.眼差しの交差で拓く意味の磁場(テクスト)
  5.仮象を事実存在に開く便法
  6.(述語)判断図式
  7.取り合せ・モンタージュによるテクスト構成
  8.文化装置
  9.作者と読者が落ち合う場所
第Ⅲ章 芭蕉の発句のテクスト構成
  第1節 発句の語彙(志向)図式
  0.図式として見た俳句
  1.標準-入れ子型語彙(図式)のテクスト構成
  2.存在-入れ子型語彙(志向)図式のテクスト構成
  3.標準-ブリッジ型語彙(志向)図式のテクスト構成
  4.入れ子・ブリッジ型語彙(志向)図式のテクスト構成
  5.エコー型語彙(志向)図式のテクスト構成
  6.有意連関の基調「台」の事実存在
  第2節 蕉風の変容