中村 静子/著 -- 思文閣出版 -- 2014.7 -- 791.2

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閲覧室 /791.2/セ/ 116322777 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 元伯宗旦の研究
タイトルカナ ゲンパク ソウタン ノ ケンキュウ
著者 中村 静子 /著  
著者カナ ナカムラ シズコ
出版者 思文閣出版
出版年 2014.7
ページ数 6,410,10p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-7842-1760-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 791.2
内容紹介 「利休の孫」として知られ、その生涯は不分明な部分が多い元伯宗旦。徳川幕府体制が確立し、大名茶全盛を迎えた時代に、誰にも仕えず自身の茶の湯を追求し続けた宗旦の姿を、史料を丁寧に読み解くことで複眼的に究明する。
著者紹介 東京都生まれ。宝塚造形芸術大学大学院博士課程修了。芸術学博士、裏千家正教授。専攻は伝統芸術。

目次

第一章 元伯宗旦研究序説
  一、宗旦をめぐる従来の研究
  二、基礎的な諸史料
  三、宗旦活躍時の時代背景-宗旦とその時代-
第二章 宗旦の生涯をめぐる諸問題
  一、宗旦の祖父をめぐって
  二、道安と少庵との関係
  三、宗旦の病気と経済状態
第三章 茶の湯者宗旦形成にかかわる要因
  一、宗旦と禅との関係
  二、宗旦の茶の湯の土台となる利休の茶の湯
第四章 宗旦の茶の諸相
  一、人的交流に見られる宗旦の茶の湯
  二、宗旦の茶室
  三、茶会記に見られる茶の諸相
  四、侘びの道具一閑張
第五章 宗旦の侘び茶
  はじめに
  一、侘びについて
  二、『本阿弥行状記』の隠逸の茶人に対する批判
  三、「心の文」に見る芸道の理想の姿
  四、中世芸道者の求めた風体
  五、宗旦の求めた冷え枯れの風体
  六、名人宗旦
  七、宗旦の「軽み」
  まとめ
第六章 宗旦の後継者たち
  一、宗旦の子供たち三千家成立と宗旦の役割
  二、宗旦の弟子衆