村山 司/著 -- 講談社 -- 2014.7 -- 489.6

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /489/ム/ 120964127 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ナックの声が聞きたくて!
タイトルカナ ナック ノ コエ ガ キキタクテ
副書名 “スーパー・ベルーガ”にことばを教えるイルカ博士
叢書名 世の中への扉
著者 村山 司 /著  
著者カナ ムラヤマ ツカサ
出版者 講談社
出版年 2014.7
ページ数 173p
大きさ 20cm
一般件名 いるか
ISBN13桁 978-4-06-287006-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 489.6
内容紹介 イルカのナックが、ボクの名前を呼んでくれた! 「ことば」を理解し、「ことば」を話そうとする“スーパー・ベルーガ”にヒトのことばを教えたイルカ博士・村山司が、努力と友情の20年を語る。
著者紹介 1960年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。農学博士。東海大学海洋学部教授。飼育下のイルカを対象として、視覚の能力や知能の解明に取り組む。著書に「イルカが知りたい」など。

目次

はじめに
  イルカがしゃべった!?/動物と話したい
第1部 イルカと話したい!
第1章 ナックとの出会い
  「だれと」話そうか/運命的な偶然/カナダ生まれのシロイルカ/マリンシアターの三頭/“スーパー・ベルーガ”ナック
第2章 イルカって、どんな動物?
  「イルカ」という動物/イルカの祖先/水に入って得たもの、なくなったもの/イルカならではの特徴/群れのイルカ/大きな脳/イルカを研究する/船酔いと研究
第2部 ナックといっしょに実験!
第1章 イルカから見た世界-ヒトと同じように理解できるか
  ことばを教える前に/イルカの視力/色はわかるのか/形はどう見えているのだろう/くるくる回って見える?/イルカも錯覚を起こす?/数がわかるイルカ/思い込みが招いた失敗/ことばを教える研究に向けて
第2章 ものをあらわす「記号」を教えたい
  実験はいつやるの?/機嫌が悪いと…/ものには「名前」がある/新メンバーは「フンタッチャブル」/単語の覚え方/まずは見慣れたものから/フィンを記号であらわす/実験場所はマリンシアターの空気中/マスクは「R」/いちばん強いのはだれ?/「その逆」ができない!?/イルカの経験のせい
第3章 ものの名前を“ナック語”で呼ぶ
  “ナック語”を決めよう/「答えなさい」の赤いライト/ナックはなにを食べてるの?/フィンをあらわす鳴き方/ものによって鳴き分けさせる/リスニングテスト/餌をもらえないのに/ナックの応用力/“しゃべる”イルカ
第4章 「読める」ようになったナック
  一〇年後の奇跡?-「勉強すれば賢くなる」/バケツと長グツも記号であらわせた/「読める」イルカの完成/すばらしい記憶力/実験が楽しくて/読んだり、しゃべったり…
第5章 「ツゥ、カァ、サッ!」
  イルカはマネ上手/マネを覚えたナック/ヒトの声をマネできた/「ツゥ、カァ、サッ!」
おわりに~ナックと話す日