宇井 純/著 -- 新泉社 -- 2014.7 -- 519.04

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閲覧室 /519.0/ウ/3 116906116 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 宇井純セレクション 3
タイトルカナ ウイ ジュン セレクション
著者 宇井 純 /著, 藤林 泰 /編, 宮内 泰介 /編, 友澤 悠季 /編  
著者カナ ウイ ジュン,フジバヤシ ヤスシ,ミヤウチ タイスケ,トモザワ ユウキ
巻の書名 加害者からの出発
出版者 新泉社
出版年 2014.7
ページ数 385p
大きさ 20cm
一般件名 公害
ISBN13桁 978-4-7877-1403-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 519.04
内容紹介 公害とのたたかいに生きた環境学者・宇井純の珠玉の文章を選りすぐり、その足跡と思想の全体像を集成。3は、工場から水銀を流した加害者の一人としての悔恨を記し、ゆるやかな適正技術のありようを提言する39編を収録。
著者紹介 1932~2006年。東京生まれ。水俣病をはじめとする公害の原因究明と被害者支援活動に取り組み続けた環境学者。沖縄大学名誉教授。著書に「公害原論」「公害の政治学」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
宇井さんの歴史が動いた日 桑原 史成/著 4-8
私の十代 18-22
生え抜きの一化学者の反省 23-28
高分子研究を振り返って 29-32
経験の行商人、旅役者を目指して 33-39
環境汚染と私 40-68
一技術者の自己変革 69-86
技術者の歴史観 88-95
公害問題に現われた科学的方法論の限界 96-109
住民運動の作る科学 110-127
「科学信仰」を助長しないか 128-132
環境社会学に期待するもの 133-141
運動が支える適正技術の開発 144-155
適正技術の考え方 156-171
賢治と適正技術 172-181
オルタ技術を広げる 182-186
沖縄の“水”を考えたい 188-190
構造汚職ささえる公共経済学 191-206
政治と技術 207-221
下水道と私 222-245
滝沢ハム泉川工場の経験 246-260
沖縄の水問題と取り組んで 262-268
沖縄の開発と環境 269-284
米軍基地と環境問題 285-297
自作を語る
  公害原論
300-301
著者の願い
  キミよ歩いて考えろ
302-305
『キミよ歩いて考えろ』をぜひ 306-307
職業を決めた本
  シェンチンガー著『アニリン』
308-310
心の書
  石牟礼道子著『苦海浄土』ほか
311-313
イプセン、賢治に学びつつ 314-317
レイチェル・カーソンを読む
  改読のススメ
318-319
カネミ油症
  河野裕昭写真報告
320-321
私達が日常食べているものの正体
  有吉佐和子著『複合汚染 上巻』
322-323
足尾鉱毒事件の意味するもの
  荒畑寒村著『谷中村滅亡史』
324-332
失われた天地復活の必要性
  立松和平著『毒-風聞田中正造』
333-334
絶対的無原罪の受難と再生
  色川大吉編『水俣の啓示-不知火海総合調査報告』
335-341
地域開発の幻想と現実
  飯島伸子編『公害・労災・職業病年表』ほか
342-349
水を考える本 350-353
『森の人四手井綱英の九十年』を読んで
  森まゆみ著
354-357
写真に込められた志 358-361
宇井純さんが切りひらいた科学のかたち
  解説
宮内 泰介/著 374-385