国文学研究資料館/編 -- 勉誠出版 -- 2014.6 -- 910.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.2/シ/ 116896622 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 集と断片
タイトルカナ シュウ ト ダンペン
副書名 類聚と編纂の日本文化
著者 国文学研究資料館 /編, コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所 /編  
著者カナ コクブンガク ケンキュウ シリョウカン,コレージュ ド フランス ニホンガク コウトウ ケンキュウジョ
出版者 勉誠出版
出版年 2014.6
ページ数 409p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史
ISBN13桁 978-4-585-29071-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.2
内容紹介 短い作品や断片を集成し、一つの著作や集にまとめる手法は、日本文化の特筆すべき編成原理であり、「断片」と「集」の相互連環が新たな知の体系を創り出していく。知の再生産の営みに注目し、日本文化の特質を炙り出す。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「日記」と「歌」
  平安仮名日記の「集」と「断片」
今西 祐一郎/著 15-22
断片としての集
  『和漢朗詠集』をめぐって
寺田 澄江/著 23-43
断片の集積体
  「古筆手鑑」という存在
佐々木 孝浩/著 44-58
『発心集』における集の再構成
  一人称叙述をてがかりに
千本 英史/著 59-76
書状が編む合戦記
  室町物語『鴉鷺合戦物語』の場合
齋藤 真麻理/著 77-96
野上弥生子日記の生成 ブリジット・ルフェーブル/著 97-116
知識の整理と形体化
  比較論的観点から
クリスチャン・ジャコブ/著 119-138
日本中世禅僧による日本漢詩のアンソロジー 堀川 貴司/著 139-154
近世日本の百科思想の芽生え
  和漢三才図会の構成と出典の一考察
マティアス・ハイエク/著 155-173
百科思想の翻訳と転換
  西周『百学連環』における専門化と体系化
木戸 雄一/著 174-184
「知」の編成と、個人全集という制度 和田 博文/著 185-202
収集と収集家
  ヨーロッパと日本における「書籍収集」
ジョゼフ・キブルツ/著 203-219
百首歌を詠む内親王たち
  式子内親王と月花門院
田渕 句美子/著 223-241
『建礼門院右京大夫集』における断片
  題詠歌群の機能
ミシェル・ヴィエイヤール=バロン/著 242-260
断片としての「文」
  西鶴と書簡体物語
ダニエル・ストリューヴ/著 261-277
近世遊歴絵師の日常と社会観
  『江漢西遊日記』の断片から
堀内アニック=美都/著 278-296
原稿用紙という断片
  その来歴をめぐって
宗像 和重/著 297-312
日記と手紙に記された開国日本
  フランス士官の滞日報告
松崎 碩子/著 313-330
コミュニケーション論から見た断片
  近代文学における手紙の効用
坂井 セシル/著 331-346
断片の系譜
  中野重治以前
谷川 惠一/著 347-370
連環する「集と断片」
  宗教文献における発展と変遷
ジャン=ノエル・ロベール/著 371-392