塚本 明/著 -- 清文堂出版 -- 2014.3 -- 175.8

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資料詳細

タイトル 近世伊勢神宮領の触穢観念と被差別民
タイトルカナ キンセイ イセ ジングウリョウ ノ ショクエ カンネン ト ヒサベツミン
著者 塚本 明 /著  
著者カナ ツカモト アキラ
出版者 清文堂出版
出版年 2014.3
ページ数 8,420p
大きさ 22cm
一般件名 伊勢神宮 , タブー , 賤民
ISBN13桁 978-4-7924-1007-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 175.8
内容紹介 江戸時代の民衆社会において、神社、神道はどのような存在であったのか。近世伊勢神宮領社会の地域特質を、触穢観念を手掛かりに、被差別民の存在形態に着目して検討する。

目次

序章
第一部 触穢とその忌避
一章 死穢の判定
  はじめに
  一 市中触穢令について
  二 触穢忌避の作法
  三 触穢の判定
  おわりに
二章 速懸
  はじめに
  一 死穢の規定と速懸
  二 葬送儀礼の実態
  三 速懸を担う人々
  おわりに
三章 犬狩
  はじめに
  一 動物忌避の規定と方法
  二 犬狩の類型と体制
  三 生類憐れみと犬狩
  おわりに
四章 仏教の受容と忌避
  はじめに
  一 仏教禁忌規定と近世前期の状況
  二 神仏共存の論理と背景
  三 幕末・維新期の「神仏分離」
  おわりに
第二部 神宮領と被差別民
五章 被差別民の参宮とその影響
  はじめに
  一 被差別民の伊勢参宮
  二 被差別民との「同火」事件
  三 神宮の禁忌規定の特質
  おわりに
六章 拝田・牛谷の民
  はじめに
  一 拝田・牛谷の経済基盤と組織統制
  二 拝田・牛谷の役負担
  三 社会的差別の実態
  おわりに
七章 内宮周辺農村の被差別民
  はじめに
  一 出自由緒と住民構成
  二 役務と機能
  三 生業形態
  おわりに
八章 神宮直轄領の被差別民
  はじめに
  一 成立と役割
  二 役負担と身分特質
  三 被差別民の年貢米
  おわりに
第三部 統治と触穢
九章 朝廷の「触穢令」と神宮領
  はじめに
  一 問題の所在
  二 京都の「触穢令」
  三 「触穢令」の伊勢神宮への伝達
  四 朝廷の触穢観と伊勢神宮の触穢観
  おわりに
十章 神宮領の鳴物停止令
  はじめに
  一 神宮領における鳴物停止令の概要
  二 条文整備過程
  三 周辺藩領との関係
  おわりに
十一章 幕末異国人情報と伊勢神宮
  はじめに
  一 異国人の神宮領立ち入り問題
  二 異国人情報の様相
  三 維新後の異国人問題
  おわりに
終章
附編 『神宮編年記』触穢関係記事一覧