友澤 悠季/著 -- 勁草書房 -- 2014.2 -- 519.21

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資料詳細

タイトル 「問い」としての公害
タイトルカナ トイ ト シテ ノ コウガイ
副書名 環境社会学者・飯島伸子の思索
著者 友澤 悠季 /著  
著者カナ トモザワ ユウキ
出版者 勁草書房
出版年 2014.2
ページ数 7,245,60p
大きさ 22cm
一般件名 公害-日本 , 環境社会学
ISBN13桁 978-4-326-60264-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 519.21
内容紹介 苦悩の底から吐き出される声に耳を澄ませてきた環境社会学者・飯島伸子。環境社会学者となる以前の飯島が、時代状況と対峙しながら続けた思索を追うことで、「公害」「環境問題」の歴史がいまに問いかけるものを考える試み。

目次

序章 「問い」としての公害
  一 <公害から環境へ>という認識の再検討
  二 「問い」としての公害
  三 飯島伸子のまなざしから
第一章 「公害」「環境」概念の系譜
  一 「潮目」をとらえる
  二 「公害」「環境」概念の系譜
  三 飯島伸子にとっての「公害」と「環境」
第二章 「社会学」は「公害」を把握しうるのか
  一 「オフィス・レディ」の転身
  二 原点としての「災害分科会」
  三 二つの足場からの問い
  四 問われ続ける「社会学」の有効性
第三章 「社会学」はいかにして「被害」を証すのか
  一 「被害」の考察への出発
  二 「被害構造論」とは何か
  三 「社会学」はいかにして「被害」を証すのか
  四 飯島伸子における「被害構造論」の射程
第四章 「美容の社会学」はなぜ環境問題研究か
  一 『髪の社会史』という作品
  二 作品としての『髪の社会史』
  三 美理容業研究の全体像
  四 被害者としての「労働者」と「消費者」
  五 声になる以前のものへ
第五章 「環境社会学」の形成と制度化
  一 「地球環境ブーム」の到来
  二 「環境社会学」の自画像
  三 「地球環境問題時代」における飯島伸子
終章 問いかける「公害」
  一 「同苦」する者として
  二 「窓」としてみる飯島の視座の普遍性
  三 問いかける「公害」