宇多 喜代子/監修 -- NHK出版 -- 2014.2 -- 911.3

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
じどう /911/オ/ 120955786 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 親子で学ぶはじめての俳句
タイトルカナ オヤコ デ マナブ ハジメテ ノ ハイク
著者 宇多 喜代子 /監修, NHK出版 /編  
著者カナ ウダ キヨコ,エヌエイチケー シュッパン
出版者 NHK出版
出版年 2014.2
ページ数 79p
大きさ 26cm
一般件名 俳句
ISBN13桁 978-4-14-011330-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 911.3
内容紹介 親子で学べる俳句の入門書。長い時間をかけて多くの人の目をくぐり、幾年たっても腐らずに生きながらえてきた名句を、かわいいイラストとともにわかりやすく紹介。簡単な俳句の作りかたも解説します。

目次

これだけは知っておきたい日本の名句三十選
春の名句
  つばめつばめ泥が好きなる燕かな
  隠岐やいま木の芽をかこむ怒涛かな
  菫程な小さき人に生れたし
  今日何も彼もなにもかも春らしく
  さまざまの事おもひ出す桜かな
  山又山山桜又山桜
  外にも出よ触るるばかりに春の月
  春の海終日のたりのたりかな
夏の名句
  プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
  目には青葉山ほとゝぎす初がつを
  おおかみに蛍が一つ付いていた
  青蛙おのれもペンキぬりたてか
  炎天の遠き帆やわがこころの帆
  山越える山のかたちの夏帽子
秋の名句
  水澄みて四方に関ある甲斐の国
  名月を取つてくれろと泣く子かな
  をりとりてはらりとおもきすすきかな
  小鳥来て午後の紅茶のほしきころ
  啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
  障子しめて四方の紅葉を感じをり
冬の名句
  かくれんぼ三つかぞえて冬となる
  冬の水一枝の影も欺かず
  水枕ガバリと寒い海がある
  いくたびも雪の深さを尋ねけり
  みちのくの星入り氷柱われに呉れよ
  へろへろとワンタンすするクリスマス
  地の底に在るもろもろや春を待つ
新年の名句
  去年今年貫く棒の如きもの
  初空や一片の雲耀きて
  羽子板の役者の顔はみな長し
俳句作り基本の九か条
  俳句は十七音からできている
  「季語」を使った詩である
  俳句の季節は「旧暦」がもとになっている
  俳句は理科である
  「びっくり」を詩にするのが俳句である
  頭に浮かんだことばを紙に書いてみる
  かなを使うか漢字にするか
  「かな」「けり」「や」ということば
  俳句は声に出して読む
句会ゲームを開いてみよう
  俳句をみんなで楽しむのが句会ゲーム
  季語を決めるところからはじめよう
  だれの句かわからないところがカギ
  楽しい発表の場