足立 幸代/編著 -- 筑摩書房 -- 2014.2 -- 921

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /921/ア/ 120955166 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 気ままに漢詩キブン
タイトルカナ キママ ニ カンシ キブン
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 足立 幸代 /編著, 三上 英司 /監修  
著者カナ アダチ サチヨ,ミカミ エイジ
出版者 筑摩書房
出版年 2014.2
ページ数 191p
大きさ 18cm
一般件名 漢詩
ISBN13桁 978-4-480-68912-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 921
内容紹介 千年前の人たちも、飲んで騒いで恋してる! 「難しくてよくわからない」と敬遠されがちな漢詩を女子感覚の現代語訳で紹介。詩人名鑑も収録する。
著者紹介 1976年兵庫県生まれ。武蔵野美術大学通信教育課程コミュニケーションデザインコース卒業。

目次

はじめに
一章 恋はいつでもウラハラ
  ドタキャンのにおい「静女」詩経/ツンデレ?「【ケン】裳」詩経/つのる片思い「沢陂」詩経/鬼畜な彼氏「東門之楊」詩経/出会うのが遅すぎて「節婦吟」張籍/涙もキモチも言葉にならない「贈別」杜牧/最期の言葉「垓下歌」項羽/この月明かりの下で「月夜」杜甫/女子の拒否「将仲子」詩経/浮気ダンナに離婚状「白頭吟」卓文君/どんなに求めても「声声慢」李清照/君がいないこの世界「悼亡詩」潘岳/あなたへの想いで眠れない「秋泉」薛濤/もう、恋なんてしない「秋怨」魚玄機/世界が終わるその時まで「上邪」古楽府
  コラム 詩経と楚辞
二章 酒をやめたら寝こんじゃう
  まだかな まだかな「待酒不至」李白/朝酒サイコー「卯時酒」白居易/幻想的な春宵の酔態「月下独酌」李白/こんなダンナでごめんなさい「贈内」李白/うたかたの宴「涼州詞」王翰/酒トリップ「将進酒」李賀/宇宙もとべるはず「連雨独飲」陶淵明/どうしたの?「答勧酒」白居易/武器はお酒「不飲贈酒」杜牧/禁酒…?「止酒」陶淵明/息苦しい生き方におさらばしよう「擬古」李白/笑い飛ばしちゃう「縦筆」蘇軾/死後の未練はお酒だけ「擬挽歌辞」陶淵明
  コラム はみだし詩人名鑑
三章 生まれてくれて、ありがとう
  どうか元気に育っておくれ「命子」陶淵明/うちのやんちゃ娘「嬌女詩一首」左思/知らず知らずに行く先は「尋胡隠君」高啓/名残惜しくてもじもじしちゃう「金陵酒肆留別」李白/ささえは家族の手紙「春望」杜甫/さみしい、なんて言わない「九月九日憶山東兄弟」王維/弟想えば「中秋月」蘇軾/月も一緒に呑んじゃった「重九後二日同徐克章登万花川谷月下伝觴」楊万里/ほっこり「送王十八帰山寄題仙遊寺」白居易/そりゃ、泣く「祭猫」梅堯臣/寒いときには熱燗だね「問劉十九」白居易/勉強嫌いの子どもらで「責子」陶淵明/天と地が布団と枕「友人会宿」李白
四章 今日も一首、よませてもらおう!
  嬉しくならずにいられない「白遣」王安石/開放感いっぱい「登科後」孟郊/ぴっかぴかのおじーちゃん「登科後解嘲」詹羲/「こりてねえよ、あいつ」「食茘枝」蘇軾/食い物にしないで「碩鼠」詩経/誠実に政治を行わねばならん「紫毫筆」白居易/ある村でのできごと「石壕吏」杜甫/人が争うのは「弔国殤」孟郊/くそ暑いときに来るな「嘲熱客」程暁/翼をください「雑詩」劉楨/死者ハウタウ「秋来」李賀/蘇軾先生のクッキング「食猪肉」蘇軾/人ハ死ヌ「苦昼短」李賀/それでも食べる?「范饒州坐中客語食河豚魚」梅堯臣
五章 あの月はどこからきたの
  静謐な梅花の庭「山園小梅」林甫/印象派の絵画のよう「海棠渓」薛濤/春はやってきた「江南春」杜牧/ふとんから出られない「春暁」孟浩然/天上の滝「望廬山瀑布」李白/ねえ、おしえてえらい人「天問」楚辞/涼やか空間「詠山泉」儲光羲/詩中に画あり「鹿柴」王維/秋ハ天ヨリ降リテクル「河南府試十二月楽辞 七月」李賀/秋こそ鮮やか「山行」杜牧/しんしん「江雪」柳宗元/頑固オヤジもうきうき「除日」王安石/寒の戻りも春の足音「春近」黄庭堅
詩人名鑑
解説 「活かす言葉」と「生きた言葉」 三上英司
あとがき