奥村 弘/編 -- 東京大学出版会 -- 2014.1 -- 709.1

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閲覧室 /709.1/レ/ 116832809 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 歴史文化を大災害から守る
タイトルカナ レキシ ブンカ オ ダイサイガイ カラ マモル
副書名 地域歴史資料学の構築
著者 奥村 弘 /編  
著者カナ オクムラ ヒロシ
出版者 東京大学出版会
出版年 2014.1
ページ数 13,422,23p
大きさ 22cm
一般件名 文化財保護 , 災害予防 , 郷土資料
ISBN13桁 978-4-13-020152-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 709.1
内容紹介 大規模な自然災害が繰り返し生起する日本列島で、地域の歴史資料を守り、記憶を継承していくために何ができるのか。東日本大震災以前の保全活動や東日本大震災での多様な活動、災害時における緊急対応などに関する論考を集成。
著者紹介 神戸大学大学院人文学研究科教授。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
なぜ地域歴史資料学を提起するのか
  大規模災害と歴史学
奥村 弘/著 3-31
歴史資料を千年後まで残すために 平川 新/著 32-54
地域資料学を構想する糸口
  場・主体・よそ者・当事者
市沢 哲/著 55-71
とらえなおされる地域歴史資料
  歴史資料保全活動と地域に残された歴史資料
三村 昌司/著 72-85
震災を次代に伝えるために
  震災アーカイブの構築
佐々木 和子/著 86-103
地域の歴史・文化資料とどのように向き合うか 久留島 浩/著 104-125
地域歴史資料の「保全」から「活用」へ
  阪神・淡路大震災の被災地からの発信
坂江 渉/著 129-141
過疎化が進む地域と資料のゆくえ
  山陰地域における資料保存の課題
小林 准士/著 142-155
歴史資料を守り、伝えるために
  愛媛資料ネットの活動より
寺内 浩/著 156-167
「宮城方式」での保全活動・一〇年の軌跡
  技法と組織に見る成果と課題
佐藤 大介/著 168-188
文化大国NIPPONの裏側
  福井水害の史料救済活動と歴史資料の“社会的消滅”
多仁 照廣/著 189-200
土蔵まるごとの救出から広域災害支援へ
  新潟県中越地震から東日本大震災
矢田 俊文/著 201-213
多くの人に支えられた救出活動
  福岡県西方沖地震後の史料レスキュー
伊藤 昭弘/著 214-221
予防ネットという考え方
  岡山史料ネットのこれまで
今津 勝紀/著 222-237
大規模災害時における資料保全ネットの活動
  東日本大震災における宮城資料ネットの活動から
蝦名 裕一/著 241-253
ふつうの人びとの資料レスキュー
  山形文化遺産防災ネットワークの取り組み
小林 貴宏/著 254-263
「忘却」される“歴史”
  岩手歴史民俗ネットワークが果たすべき役割
安田 隼人/著 264-274
災害時「未把握資料」の救出・保全をめぐる問題
  茨城史料ネットの取り組みから
山川 千博/著 275-288
歴史資料保全における福島県の課題 本間 宏/著,阿部 浩一/著 289-299
ブンカザイを空疎な言葉にしないために
  栄村における救出文化財活用に向けての模索
白水 智/著 300-311
被災史料を“みんな”で守るために
  被災史料保全活動における後方支援の現状と課題
川内 淳史/著,板垣 貴志/著,添田 仁/著 312-324
民間所在史料保全のためのネットワーク形成 松下 正和/著 327-338
水濡れ史料の吸水乾燥ワークショップの展開 河野 未央/著 339-356
多仁式漉き嵌め法による資料修復と水損資料の脱水試験 多仁 照廣/著 357-369
水損史料の凍結真空乾燥処理、および関連処置について 内田 俊秀/著 370-376
津波被災歴史資料とボランティア 天野 真志/著 377-390
イタリアにおける被災文書資料救出事例の検討 内田 俊秀/著 391-402
災害から歴史的環境を守るために
  緊急時の体制を構築する
足立 裕司/著 403-422