宮地 隆廣/著 -- 東京大学出版会 -- 2014.1 -- 316.867

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資料詳細

タイトル 解釈する民族運動
タイトルカナ カイシャク スル ミンゾク ウンドウ
副書名 構成主義によるボリビアとエクアドルの比較分析
著者 宮地 隆廣 /著  
著者カナ ミヤチ タカヒロ
出版者 東京大学出版会
出版年 2014.1
ページ数 6,352p
大きさ 22cm
一般件名 民族運動 , 民族問題-ボリビア , 民族問題-エクアドル , インディオ
ISBN13桁 978-4-13-036250-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 316.867
内容紹介 現代ラテンアメリカ政治において最も成長を遂げた勢力であるボリビアとエクアドルの先住民を、比較政治学における新しいアプローチである構成主義から見直し論考する。
著者紹介 1976年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。同志社大学グローバル地域文化学部助教。共著に「開発援助がつくる社会生活」など。

目次

序章 規範形成から民族運動を分析する
  第1節 ラテンアメリカ先住民運動の再検討
  第2節 問題設定
  第3節 分析のアプローチと対象
  第4節 本書の構成
第1章 実証的構成主義
  第1節 構成主義の特徴
  第2節 論証手順とその理論的前提
  第3節 先行研究の批判的検討
  まとめ・事例分析における引用のルール
第2章 ボリビアⅠ
  第1節 基礎情報
  第2節 選挙参加を正当とする規範
  第3節 先住民ゲリラ組織
  第4節 パラレルな立法府の構想と挫折
  第5節 選挙参加のみを正当とする規範の形成
  まとめ
第3章 ボリビアⅡ
  第1節 基礎情報
  第2節 陳情志向
  第3節 高地運動との対立
  第4節 「全国組織」の使命としての選挙参加
  第5節 制度外的権力獲得の否定
  まとめ
第4章 エクアドルⅠ
  第1節 基礎情報
  第2節 政権獲得に対する無関心
  第3節 制度外的権力獲得の正当化
  第4節 選挙参加と制度外的行動の同時実践
  まとめ
第5章 エクアドルⅡ
  第1節 基礎情報
  第2節 政権獲得を正当としない規範
  第3節 早期の選挙容認
  第4節 制度外的権力獲得の肯定
  まとめ
終章 解釈する民族運動
  第1節 規範形成の比較
  第2節 エージェントとしての民族運動