柳原 三佳/著 -- 講談社 -- 2013.11 -- 916

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
じどう /916/ヤ/ 120951504 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 柴犬マイちゃんへの手紙
タイトルカナ シバイヌ マイチャン エノ テガミ
副書名 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語
叢書名 世の中への扉
著者 柳原 三佳 /著  
著者カナ ヤナギハラ ミカ
出版者 講談社
出版年 2013.11
ページ数 189p
大きさ 20cm
一般件名 交通事故 , いぬ(犬)
ISBN13桁 978-4-06-218637-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 916
内容紹介 歩道に乗用車がつっこみ、祖父母と犬の散歩の途中、信号待ちをしていた男の子ふたりの命を奪った。事故の取り調べ、裁判の様子、のこされた家族の悲しみと怒り、そして彼らを支える愛犬マイちゃんの存在を、丹念な取材で描く。
著者紹介 1963年京都市生まれ。ノンフィクション作家。交通事故、司法問題をテーマに執筆、講演を行う。著書に「交通事故被害者は二度泣かされる」「家族のもとへ、あなたを帰す」「遺品」など。

目次

第一章 楽しみにしていた冬休みに
  いとこどうしのふたり/インド料理店での最後の夕食/車のライトが左右にゆれて/とりちがえられたふたり/男の約束/「よき息子であり、よき友だちでした」/「何もしていないあの子が、なぜ…」
第二章 マイちゃんがやってきた日
  <柴犬の行方を探しています>/「ワン友」たちの大捜索/わが家に戻っていたマイちゃん/あと一日遅かったら殺処分だった/病院で意識を取り戻した水島さん夫妻/ワン友からのメールには
第三章 あまりにもひどすぎる運転
  「制限速度など気にしたことがなかった」/暴走ドライブの一部始終/しょっちゅう目撃されていたMの運転/病院に現れた加害者の両親/「奇跡の犬」
第四章 夫婦によりそった犬
  しまいこまれた遺品/『どうしてあの子たちの身がわりになってくれなかったの!』/ナナちゃんママとマイちゃん/みずからを責めつづける日々/マイちゃんと事故現場へ/臓器移植を決断した理由/被害者として裁判に参加する
第五章 証言をひるがえした加害者
  「蛇行運転はしていません」/検察vs.弁護人「争いのポイント」/「おぼえていない」をくりかえした/ふたりのお父さんの思い/判決。そして無力感
第六章 ずっと忘れない
  中原街道を走るたびに/お母さんと遼人くんの交換日記/「この悲しみと、うまくつきあっていかないと」/自分を変えていくために/遺族が加害者に求めていること/マイちゃんへの手紙
あとがき