内村 剛介/著 -- 恵雅堂出版 -- 2013.9 -- 081.6

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資料詳細

タイトル 内村剛介著作集 第7巻
タイトルカナ ウチムラ ゴウスケ チョサクシュウ
著者 内村 剛介 /著, 陶山 幾朗 /編集・構成  
著者カナ ウチムラ ゴウスケ,スヤマ イクロウ
巻の書名 詩・ことば・翻訳
出版者 恵雅堂出版
出版年 2013.9
ページ数 648p 図版16p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-87430-047-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 081.6
内容紹介 わが国の論壇、ロシア文学界に大きな影響を与えた内村剛介の文業を集大成。第7巻は、「ことば」の問題をその底流に考察する文章と、詩・翻訳に関する論評を収録。年譜、全表現リストも掲載。
著者紹介 1920~2009年。栃木県生まれ。満洲国立大学哈爾濱学院卒業。評論家、ロシア文学者。敗戦とともにソ連に抑留され、56年帰国。北海道大学教授などを務めた。著書に「呪縛の構造」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
熟成のパースペクチヴ
  石川啄木
11-17
啄木とペドクラシー
  その生と詩と死とカミ
18-29
文語定型はありがたい
  宮澤賢治
30-32
ホワイト・ホールのなかの時間
  宮澤賢治
32-39
透明に閉じて在り、残る
  賢治のオノマトペ
39-43
現代のこどもと賢治
  宮澤賢治
44-45
高村光太郎の「冬」
  高村光太郎
46-63
千万匹の中のおれひとり
  ある孤独
64-68
書く醜態について
  秋山清
68-77
刺して心を傷つけず
  文学の自己批判
77-86
誤用を愉しむ
  秋山清
86-88
抵抗としての「恋愛」
  恋愛詩集
88-90
ビジネスライクなアナーキスト
  秋山清
90-92
むなしい善意、秋山清のこと
  秋山清
92-103
日本ヴ・ナロードの円環
  田木繁詩集
104-108
詩人の俗臭
  山之口獏
109-113
「飢え」に飢える
  黒田喜夫
114-118
死生をえらぶということ
  黒田喜夫追悼
118
恫喝について
  情意からの発想
119-123
この奇跡を見よ
  鷲巣繁男の死に
124-125
正邪と憐憫
  鷲巣さんは何処へ
125-126
詩の堕つるもの
  批評
126-128
石垣りん詩集『表札など』
  石垣りん
129-130
厳粛な滑稽
  表札など
130-140
失語と断念
  石原吉郎論
143-253
呪縛の構造 257-286
詩は言い切るためにある 287-288
若き詩人へのパステルナークの手紙 289-294
「代表」したとき詩は亡んだのだ 295-298
異物にかかわるということ
  三上章
299-303
ミカミ・ロンガ
  象は鼻が長い
303-321
名、そして固有名詞とりわけ地名 322-326
「しがらみ」としての選択 327-332
「大波小波」抄 333-336
ジーズニ
  この重い言葉
339-342
文学における「連想」
  外国文学の理解とは何か
343-347
二葉亭四迷・その短命な訳業 348-364
ミニマム・ビリーフのゆらぎ
  露語訳の啄木
365-368
ペーソスはトスカーか 369-373
存在の目的は非在
  詩を訳すということ
374-378
ワンの発見 379-385
芭蕉
  和文和訳の実験
386-387
辞書のはなし 388-400
はみ出し横丁(抄) 401-437
ソ連展望
  フルシチョフ路線背後の力
441-451
石の家にて
  創作
452-461
解説=内村剛介を読む
  わが独房の日々を支え、鼓舞した内村語録
佐藤 優/著 463-474