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    間瀬朋子
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安本 教傳/著 -- 講談社 -- 2013.9 -- 498.55

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /498.5/エ/ 116818212 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 栄養科学の歴史
タイトルカナ エイヨウ カガク ノ レキシ
叢書名 栄養科学シリーズNEXT
著者 安本 教傳 /著, 辻 英明 /著, 中坊 幸弘 /著  
著者カナ ヤスモト キョウデン,ツジ ヒデアキ,ナカボウ ユキヒロ
出版者 講談社
出版年 2013.9
ページ数 8,135p
大きさ 26cm
一般件名 栄養-歴史
ISBN13桁 978-4-06-155356-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 498.55
内容紹介 管理栄養士・栄養士を対象にした栄養科学史のテキスト。栄養科学の発展の歴史を詳述したうえで、発展した栄養科学の成果を実践するシステムとして、特にわが国における管理栄養士・栄養士制度の発展を概観する。
著者紹介 京都大学大学院農学研究科博士後期課程所定単位取得。同大学名誉教授。

目次

第1編 栄養科学史の概要
0.物質観の移り変わり
  0.1 地球上の万物の根源としての「元素」
  0.2 四元素説と四体液説の体系
  0.3 中世の錬金術師における元素
  0.4 陰陽五行説の体系
  0.5 近代科学としての物質観の確立
  0.6 分析化学の進歩がもたらした20世紀の知見
1.栄養科学の発展の概要
  1.1 古代ギリシャ,古代ローマの食養生思想
  1.2 古代中国での食養生の思想
  1.3 栄養科学が低迷した中世
  1.4 ルネッサンス,バロックの近世における解剖学と栄養科学
  1.5 化学革命による近代栄養科学の成立
  1.6 現代栄養科学の基礎づくりと新たな発見
  1.7 分析化学の進歩に伴う食品成分の分析
  1.8 何をどれだけ摂取すればよいかの基準
  1.9 栄養科学の研究成果を実践する管理栄養士・栄養士
第2編 栄養思想の時代:古代ギリシャから近世
2.古代ギリシャ,古代ローマ時代における栄養科学:思想の時代
  2.1 古代ギリシャにおける栄養科学
  2.2 古代ローマにおける栄養科学
3.中世からルネッサンス時代における栄養科学
  3.1 中世ヨーロッパにおける栄養科学
  3.2 ルネッサンス時代における栄養科学
4.バロック時代の栄養科学
  4.1 正確な計量・計測法を用いて実証する時代
5.近世の栄養科学:機械論的栄養科学
  5.1 機械論的に展開するサンクトリオ,ハーヴェー
  5.2 機械論を推し進めるデカルトとボレリ
  5.3 生理的過程の機械的説明を示すブールハ・フェとフォン・ハラー
第3編 近代栄養科学の時代:化学革命から20世紀初頭まで
6.18世紀の栄養科学:燃焼現象の解明と化学革命
  6.1 燃焼という現象への興味
  6.2 ラヴォアジエの貢献と化学革命
7.19世紀前半における栄養科学:栄養素の分析・分類
  7.1 栄養素の分析・分類
  7.2 ミューラーの生理学的手法
  7.3 リービッヒの化学的手法
  7.4 シュミットとビッダーによる融合
8.19世紀後半における栄養科学:生理学の発展
  8.1 フォイトとペッテンコーファーの呼吸室
  8.2 ルブナー,ルノーおよびレイセー
  8.3 生理学全領域に貢献したベルナール
  8.4 ホプキンスとシェーンハイマー
第4編 20世紀におけるビタミンという新しい栄養素の発見
9.ビタミン学説を唱えた先駆者
  9.1 脚気からビタミンB1発見への道のり
  9.2 オリザニン(ビタミンB1)の発見:鈴木梅太郎
  9.3 ビタミンB1の発見:フンク
  9.4 ビタミン概念の提唱
第5編 栄養科学の成果としての食品成分表と食事摂取基準
10.食品に含まれる栄養成分:分析化学の発展と食品成分表の成立
  10.1 分析化学の進歩
  10.2 日本の食品成分表の変遷
11.何をどれだけ食べればよいか:食事摂取基準の成立
  11.1 各国の事情と摂取基準策定のはじまり
  11.2 日本における摂取基準
第6編 栄養科学の実践
12.栄養士誕生からこれまで
  12.1 明治末期から大正時代:栄養研究所開設と栄養学校誕生
  12.2 昭和の時代:昭和初期から終戦後「栄養士法」制定
  12.3 昭和の時代:戦後復興期から管理栄養士誕生
  12.4 昭和から平成時代:平均寿命世界一の時代
  12.5 栄養科学の研究と実践