永田 桂子/著 -- 風間書房 -- 2013.8 -- 019.53

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
児童研究 /019/ナ/ 120945407 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 絵本という文化財に内在する機能
タイトルカナ エホン ト イウ ブンカザイ ニ ナイザイ スル キノウ
副書名 歴史・母子関係・現代社会からの総合的考察を通して
著者 永田 桂子 /著  
著者カナ ナガタ ケイコ
出版者 風間書房
出版年 2013.8
ページ数 15,161p
大きさ 21cm
一般件名 絵本
ISBN13桁 978-4-7599-1999-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 019.53
内容紹介 親や教師の役割など、社会的関係の視点から総合的に絵本を捉える試み。文献調査、アンケートと絵本読みの調査、考現学的調査などを行い、現代社会における絵本のもつ機能を体系的に論じる。
著者紹介 1947年生まれ。愛知県出身。京都女子大学大学院、武蔵野大学、文京学院大学等で「児童文化」を講じる。学術博士。「絵本観・玩具観の変遷」で第11回日本児童文学学会奨励賞を受賞。

目次

第Ⅰ章 絵本の概念
  1 「絵本」という用語について
  2 児童絵本の初期形態は一枚絵と雑誌
  3 出版物としての「絵本」の位置づけ
  4 現代の絵本観
  5 論者の捉える「絵本」
第Ⅱ章 児童絵本の歴史に読み取る絵本の機能
  1 教育性への着目
  2 玩具と共に絵本の教育性が評価
  3 絵本の教育性の中味として,読物性や玩具性,ビジュアル性が指摘
  4 「読物性」「玩具性」「ビジュアル性」に「図画工作材料性」が加わる
  5 「読物性」評価が台頭
  6 「ビジュアル性」のアピール
  7 子育て支援や読書療法に関連して「共有性」が強調
  8 コミュニケーション機能が発揮される
  9 文献に探る絵本の機能・まとめ
第Ⅲ章 子ども・絵本・母親の関係に読み取る絵本の機能
  1 アンケート内容の設計
  2 アンケート調査
  3 母子による絵本読みの調査
  4 子ども・絵本・母親の関係に読み取る,絵本の機能評価のまとめ
第Ⅳ章 現代絵本の広がりに読み取る絵本の機能
  1 広がる絵本に読み取る,絵本企画の目的
  2 収集した絵本の具体例
  3 広がった絵本に読み取る機能
第Ⅴ章 絵本に内在する機能
  1 絵本に内在する機能
  2 人を経由した流れ図