上甲 恭平/著 -- 繊維社企画出版 -- 2013.4 -- 587

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閲覧室 /587/ジ/ 116760505 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「染色」って何?
タイトルカナ センショク ッテ ナニ
副書名 やさしい染色の化学
叢書名 技術シリーズ
著者 上甲 恭平 /著  
著者カナ ジョウコウ キョウヘイ
出版者 繊維社企画出版
出版年 2013.4
ページ数 6,118p
大きさ 21cm
一般件名 染色
ISBN13桁 978-4-9902580-4-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 587
内容紹介 水に浸かった繊維はどのような状態にあるのか? 染料は非晶部分のどこに染まっているのか? 染浴中の染料が繊維内部に拡散吸着する過程を細かく分け、その過程ごとでの素現象を、できるだけ平易な言葉で説明する。

目次

第1章 「色」ってどのように見えるのか?
  1-1 光がないと色は見えない
  1-2 見える光:可視光線
  1-3 モノの色
  1-4 色はどのようにして測定するのか
第2章 「染料」ってどんなモノ
  2-1 染料と顔料
  2-2 染料の種類
第3章 「染色」とは
  3-1 着色と染色
  3-2 染色現象とその過程
第4章 水中での染料分子はどのような状態で存在しているのか?
  4-1 染料が溶けるとは?
  4-2 水
  4-3 水の構造
  4-4 水和
  4-5 染料が溶けるとは
  4-6 疎水性水和の役割
第5章 水に浸かった繊維はどのような状態にあるのか?
  5-1 繊維とは
  5-2 高分子とは
  5-3 繊維の構造
  5-4 非晶部分と水との係わり
  5-5 繊維表面と水との係わり(界面電気二重層)
第6章 熱が加わると繊維はどのような状態になるのか?
  6-1 高分子での熱の作用
  6-2 ガラス転移点(Tg)
  6-3 染料の水和状態への影響
  6-4 繊維構成分子の水和状態への影響
第7章 染料は非晶部分にどのように入っていくのか?
  7-1 細孔モデル
  7-2 自由体積モデル
第8章 染料は非晶部分のどこに染まっているのか?
  8-1 吸着等温曲線
  8-2 気体の固体への吸着等温曲線
  8-3 染色で見られる吸着等温曲線
第9章 染料分子と繊維構成分子とはどのように引き合っているのか?
  9-1 ファンデルワールス結合
  9-2 水素結合
  9-3 イオン結合
  9-4 共有結合と配位結合
  9-5 繊維と染料との相性
第10章 染料の溶液から繊維への移行のしやすさの目安は?
  10-1 エンタルピー(H)
  10-2 エントロピー(S)
  10-3 ギブスの自由エネルギー(G)
  10-4 染着現象のギブスの自由エネルギー変化ΔGによる説明
  10-5 染着現象の化学ポテンシャル変化による説明
  10-6 ギブスの自由エネルギーと化学ポテンシャルとの関係