青野 由利/著 -- 筑摩書房 -- 2013.4 -- 443.9

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /443/ア/ 120925896 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 宇宙はこう考えられている
タイトルカナ ウチュウ ワ コウ カンガエラレテ イル
副書名 ビッグバンからヒッグス粒子まで
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 青野 由利 /著  
著者カナ アオノ ユリ
出版者 筑摩書房
出版年 2013.4
ページ数 206p
大きさ 18cm
一般件名 宇宙論
ISBN13桁 978-4-480-68896-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 443.9
内容紹介 急速に解明されつつある宇宙の成り立ちの謎。それらをもっと深く理解し楽しむために、宇宙論、天文学、素粒子物理学の歴史的発展や全体像を、わかりやすく解説する。
著者紹介 東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(広域科学専攻)。科学ジャーナリスト、毎日新聞社論説室専門編集委員。著書に「生命科学の冒険」など。

目次

プロローグ
第1章 ヒッグス粒子って何? どうやって発見したの?
  映画にも登場するCERN/物質をどんどん分けていくと?/陽子と中性子の発見/宇宙から降ってくる小さな粒子/クォーク、クォーク、クォーク/クォークと電子とニュートリノ/理論屋さんと実験屋さん/物質はクォーク2種類と電子で/4つの力/力を伝達する粒子/グルーオンは「糊粒子」/標準理論と力の統一/強引なヒッグス粒子/テーブルの上で自発的に破れる「対称性」/まとわりつかれて重くなる/動きにくさと質量/ヒッグス粒子の発見/統計と確率が問題/ヒッグス粒子発見の意義
第2章 宇宙はどのように始まったのか
  宇宙膨張の発見/ハッブルを支えた「宇宙の灯台」/遠ざかる天体の「赤方偏移」/ビッグバン宇宙論の登場/ビッグバンの残り火/ビッグバンの証拠/2・7度のマイクロ波/ビッグバン理論のさらなる証拠/インフレーション宇宙/COBEが「ムラ」を発見/宇宙論と素粒子物理学の出会い/宇宙の膨張率を決める/膨張率の論争/宇宙の膨張率の最終決定/宇宙の年齢を決める/超新星プロジェクト/普通の物質は宇宙の4%
第3章 見えない暗黒物質
  ヴェラ・ルービンの発見/不足する銀河の質量/変わり者ツビッキーのさまざまな予言/暗黒物質は銀河系にも満ちる/宇宙の大規模構造/暗黒物質と大規模構造/すばる望遠鏡も暗黒物質探し/暗黒物質のシミュレーション/暗黒物質の正体/マッチョ探し/ニュートリノ/有力候補は「弱虫」/超対称性粒子/ウィンプ探し/日本の「すみれ計画」
第4章 宇宙の運命と暗黒エネルギー
  加速膨張がノーベル賞/謎の暗黒エネルギー/暗黒エネルギーの割合/暗黒エネルギーが歓迎されたワケ/宇宙年齢と宇宙定数/暗黒エネルギーの正体は?/第2のインフレーション?/真空のエネルギー/なぜ、今、加速膨張か/重力理論のバージョンアップ?/宇宙の運命やいかに/「暗黒エネルギー」の正体に迫る/「すばる望遠鏡」も謎解きに一役
第5章 宇宙の謎は解けるか
  ウロボロスの蛇/相性の悪い天文学と素粒子論/仲を取り持つ超対称性理論/ヒッグス粒子は5つ?/新しい加速器計画/超ひもと余剰次元/マルチバース/宇宙は何でできているのか/宇宙はどのように始まったのか/宇宙の晴れあがりと観測の限界/重力波観測/宇宙はこの先、どうなるのか
エピローグ