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    藤沢等
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武山 梅乗/著 -- 晶文社 -- 2013.3 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.268/オオ/ 116793928 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 不穏でユーモラスなアイコンたち
タイトルカナ フオン デ ユーモラス ナ アイコンタチ
副書名 大城立裕の文学と<沖縄>
著者 武山 梅乗 /著  
著者カナ タケヤマ ウメノリ
出版者 晶文社
出版年 2013.3
ページ数 224p
大きさ 20cm
一般件名 琉球文学
ISBN13桁 978-4-7949-6799-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 「カクテル・パーティー」によって沖縄初の芥川賞作家となった大城立裕の文学を、デビュー前の習作から近作まで読み解く。物語に不穏な空気を醸し出すキャラクターを起点にした新しい沖縄文学論。
著者紹介 1968年宮城県生まれ。駒澤大学文学部非常勤講師。共著に「社会学の扉をノックする」「戦後・小説・沖縄」など。

目次

序論 大城立裕と<沖縄文学>
  1.アート・ワールドとしての<沖縄文学>と大城立裕の立ち位置
  2.芥川賞がもたらす苦悩-コンヴェンションの不在と「仲介者」-
  3.<沖縄文学>の規準
  4.全方位了解の哲学
  5.ポリフォニックなテクストへ
第Ⅰ章 青春の挫折、<沖縄>、そして複眼
  1.文学初心のころ
  2.<沖縄>への途、文学する者の主体性
  3.立ち位置と「複眼」-「カクテル・パーティー」と「神島」
第Ⅱ章 <沖縄>と自己のはざまで
  1.大城立裕と沖縄戦
  2.秩序の破壊-伝統的秩序の破壊、近代的秩序の解体-
  3.沖縄的サガの生命力
  4.ヤマトとの関係
  5.沖縄戦と蘇り
  6.もう一つの戦争-『朝、上海に立ちつくす-小説東亜同文書院』-
  7.立ちつくす<私>-戦争と私、書院、そして日本-
  8.<沖縄>の不在-<大城立裕>のもう一つの可能性-
第Ⅲ章 <沖縄>から普遍へ
  1.女性文化の蘇りと「普遍」への飛翔-「戦争と文化」三部作の位置づけ-
  2.「戦争と文化」三部作が企図するものとその成果とのズレ
  3.「沖縄的サガ」の無力化と<オバァ>超え
  4.<沖縄>から普遍へ
第Ⅳ章 不穏でユーモラスなアイコンたち
  1.「普遍性」をめぐる転回
  2.ユタを表象すること
  3.不穏でユーモラスなアイコンたち
第Ⅴ章 パノラマからレイヤーへ
  1.沖縄戦を表象すること
  2.パノラマからレイヤーへ
  3.終わりに