宮本 節子/著 -- 筑摩書房 -- 2013.2 -- 369.17

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /369/ミ/ 120918610 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ソーシャルワーカーという仕事
タイトルカナ ソーシャル ワーカー ト イウ シゴト
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 宮本 節子 /著  
著者カナ ミヤモト セツコ
出版者 筑摩書房
出版年 2013.2
ページ数 184p
大きさ 18cm
一般件名 ケース・ワーカー
ISBN13桁 978-4-480-68894-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.17
内容紹介 社会の中の居場所を見失った人を支え育てて、暮らしてゆく環境を整える仕事、ソーシャルワーカー。具体的な活動事例を通して、個人の人生にどう介入するか、個人と社会をどうつなぎ直すかを解説する。
著者紹介 1943年生まれ。日本社会事業大学卒業。地方公務員福祉上級職等を経て、「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人。著書に「地域に拓かれた施設づくり」など。

目次

プロローグ ヨクミキキシワカリ(宮沢賢治)
第1章 ソーシャルワーカーが対象とする人々
  人生を見直すきっかけをつくる/守備範囲は非常に広い/対象とする人々はだれか/四つの類型/働きかけに大切なこと
第2章 ソーシャルワーカーがやっていること
  第1話 “なかなか死ねない、のですか?”
  まず、声をかける/意欲と手段の程度を見極める/具体的な提案をしてみる/反応が返ってくる/適度な依存、適度な自立
  第2話 “その人、確かに放火はしたけど、でも、手加減してます!”
  ソーシャルワーカーが闘わなければならない差別/ある知的障害者が起こした放火事件/彼は何をしなかったか/措置入院した時の困難/地域に戻れる環境をつくる/一人暮らしができるよう生活基盤を整える/罪を犯した障害者の社会復帰支援
  第3話 その小屋には藤棚があって、手作りベンチがあって
  主体は支援を必要とする人/養護老人ホーム入所“指導”/自力で建てた掘立小屋に住む老人/その老人の生活文化は貧しくなかった/本人の意に反した生活を強いられないこと/断固として入院を拒否した老人/生きることの絶望と喜び/日本の高齢社会のひずみ
  第4話 “お願い、わたしを施設に入れて”
  中学生の少女の訴え/後回しにした二つの問題/父親との対決/児童虐待の四類型/発見されにくい性的虐待/信頼関係が出発点/できることをできる限り
第3章 ソーシャルワーカーの力
  相手を動かす三つの要件/知識と技術が重なり合って/受容することと自己決定の尊重/内在する力に働きかける技能と感受性
第4章 ソーシャルワーカーの仕事の広がり
  ソーシャルワーカーの起源/一九四五年という転換期/貧困の多様化/広がるソーシャルワーカーの活動範囲
エピローグ 愁ひつつ 岡にのぼれば 花いばら(与謝蕪村)