佐藤 茂樹/著 -- 明石書店 -- 2013.1 -- 940.26

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
児童研究 /940/サ/ 120919097 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ドイツ児童書の社会史
タイトルカナ ドイツ ジドウショ ノ シャカイシ
副書名 ほらばなしはいかにして啓蒙の時代を生き延びたか
著者 佐藤 茂樹 /著  
著者カナ サトウ シゲキ
出版者 明石書店
出版年 2013.1
ページ数 321p
大きさ 22cm
一般件名 ドイツ文学-歴史 , 児童文学-歴史
ISBN13桁 978-4-7503-3752-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 940.26
内容紹介 18世紀から19世紀にかけて、徒弟を含む大家族制から両親と子どもを軸とする小家族の時代へとドイツ社会が大きく変化するなかで、児童書も独自の世界を作り出した。啓蒙期の児童文学を社会史の観点から考察する。
著者紹介 1952年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(ドイツ文学)。関東学院大学文学部比較文化学科教授。

目次

プロローグ 児童文学の社会史に寄せて
第一部 <父>たちの児童書
  第一章 ほらばなしはいかにして啓蒙の時代を生き延びたか
  第二章 『かにの本』再考
  第三章 遅れてきた啓蒙児童誌
第二部 メルヘンとそのコンテクスト
  第四章 オーストリア最初のメルヘン集まで
  第五章 フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケーの『ウンディーネ』を読む
  第六章 再話とそのコンテクスト
  第七章 続呪的逃走
第三部 もうひとりのグリム
  第八章 グリム対グリムス
  第九章 オランダ語版選集に紛れ込んだもうひとりのグリム
  第十章 メルヘンの提供メディアと受容の方向性をめぐって
第四部 十八世紀ドイツの子どもの本
  第一話 ヨーハン・ゴットリープ・シュンメル『子どもの遊びと会話』
  第二話 ヨーアヒム・ハインリヒ・カンペ『ロビンソン・ジュニア』
  第三話 エアフルト版『子どものメルヘン集』
  第四話 エンゲルハルトとメルケル編『新児童の友』
  第五話 クリスティアン・ゴットヒルフ・ザルツマン『かにの本』