虎谷 哲夫/著 -- 講談社 -- 2012.12 -- 464.5

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資料詳細

タイトル 酵素
タイトルカナ コウソ
副書名 科学と工学
著者 虎谷 哲夫 /著, 北爪 智哉 /著, 吉村 徹 /著, 世良 貴史 /著, 蒲池 利章 /著  
著者カナ トラヤ テツオ,キタズメ トモヤ,ヨシムラ トオル,セラ タカシ,カマチ トシアキ
出版者 講談社
出版年 2012.12
ページ数 10,292p
大きさ 21cm
一般件名 酵素
ISBN13桁 978-4-06-139837-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 464.5
内容紹介 酵素学を初めて学ぶ工学、理学、農学、薬学、医学系の学生に向けた入門書。化学をベースに酵素学の基礎からバイオテクノロジーによる応用までを要領よく解説する。
著者紹介 京都大学大学院工学研究科博士課程修了。岡山大学特命教授・名誉教授、放送大学岡山学習センター客員教授。

目次

1章 序論
  1.1 酵素研究の歴史
  1.2 酵素研究の現状と夢
  1.3 バイオテクノロジーと酵素工学
2章 酵素の構造
  2.1 タンパク質の構造
  2.2 酵素の立体構造
  2.3 酵素の活性部位
3章 酵素の触媒機構
  3.1 遷移状態理論と触媒
  3.2 酵素触媒の原理
  3.3 酵素触媒の化学機構と寄せ集めの効果
  3.4 基質結合エネルギーの利用とkcat,Kmに関する考察
  3.5 同位体効果とトンネル効果に関する考察
  3.6 コファクターが関与しない酵素の触媒機構の例
4章 コファクターと作用機構
  4.1 補酵素
  4.2 補欠分子族型の補酵素と作用機構
  4.3 基質型の補酵素と作用機構
  4.4 補酵素依存酵素の構造と機能の解析例
  4.5 金属イオン
  4.6 金属酵素の触媒機構の解析例
5章 酵素の特性
  5.1 酵素の安定性
  5.2 酵素の特異性
  5.3 酵素活性の調節
6章 酵素の反応速度論
  6.1 反応速度論とは
  6.2 酵素濃度と基質濃度
  6.3 Michaelis-Mentenの式
  6.4 酵素反応の時間経過
  6.5 VmaxとKmの測定方法
  6.6 基質による阻害と活性化
  6.7 2基質の酵素反応
  6.8 酵素反応の阻害様式
  6.9 阻害反応の解析
7章 酵素の精製と分析
  7.1 酵素の抽出
  7.2 酵素の精製
  7.3 酵素の物理化学的分析
8章 酵素の分子工学
  8.1 酵素の合理的再設計
  8.2 合理的再設計による基質および補酵素の特異性の変換
  8.3 合理的再設計による酵素特性の改変
  8.4 非天然アミノ酸の位置特異的導入
  8.5 進化分子工学
9章 物質生産への応用
  9.1 機能性甘味料の生産
  9.2 酵素法によるアミノ酸の生産
  9.3 化学製品の製造
  9.4 生理活性物質の製造
10章 酵素と医療
  10.1 生体防御と解毒酵素
  10.2 臨床と酵素
  10.3 酵素と医薬
11章 酵素と環境
  11.1 難分解性物質の分解
  11.2 高分子物質の分解
  11.3 環境浄化
12章 酵素以外の生体触媒
  12.1 リボザイム
  12.2 抗体触媒