中村 智彦/監修 -- PHP研究所 -- 2013.1 -- 509.21

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ D/509/コ/ 120838230 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 工場見学!家にあるもの
タイトルカナ コウジョウ ケンガク イエ ニ アル モノ
副書名 身近なものができるまで
著者 中村 智彦 /監修  
著者カナ ナカムラ トモヒコ
出版者 PHP研究所
出版年 2013.1
ページ数 47p
大きさ 29cm
一般件名 工場-日本
ISBN13桁 978-4-569-78281-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 509.21
内容紹介 ねじ、紙箱、めがねレンズ、なべ、チーズなど、家庭にある製品が工場でできるまでの流れと注目ポイントを写真や図とともに紹介。技術の転用例、製品作りのいきさつ、製品に関する知識も教えます。

目次

はじめに
この本の特徴と使い方
FILE 01 物と物とをつなぐ、大切な部品 ねじ
  有限会社浅井製作所(埼玉県)
  中村教授の この工場のポイントはココ!!
  今回、訪れたのは「町工場」と呼ばれる小さな工場てす。日本のものづくりの強さは、こうした小さな町工場にあるといわれています。精密でがんじょうな小さなねじを、こうした工場で作っているからこそ、私たちが使っている機械を動かすことができるのです。みなさんの住んでいる地域にもきっとある町工場。そこで、どんなふうにしてそんな大切なねじが作られているのか、見学させてもらいましょう。
  コラム 古代ギリシア人たちも使っていたねじの歴史
FILE 02 紙とは思えない! じょうぶで美しい 紙箱
  株式会社TAMU(愛媛県)
  中村教授の この工場のポイントはココ!!
  紙で作った製品というのは便利ですが、金属やプラスチックに比べると弱いのが難点です。そうした弱点を克服するのに、この工場では職人さんたちの持っている技術を活用しています。古いものと考えてしまう物や技術が、新しいものを生み出す力になっているのです。紙というやわらかな素材が強度を発揮しているのは、細かなところでの工夫です。どんなところに秘密がかくされているのか見てみましょう。
  コラム 進化し続ける紙。ほかの素材に負けない「機能紙」
FILE 03 うすくて軽く、しかもきずが付きにくい! めがねレンズ
  東海光学株式会社(愛知県)
  中村教授の この工場のポイントはココ!!
  この工場で作られているのはめがねのレンズです。昔はガラス製の物が大半でしたが、今はプラスチック製の物が多くなっています。人の眼のための器具ですから、一つひとつ大きさや強さ、色、形などはちがい、同じ物は二つとしてありません。この工場では、そうしたさまざまなお客さんの要望にこたえながら、いかに速く届けるかにも工夫しています。
  コラム めがねフレームの多くは福井県で作られている
FILE 04 「鋳物」の特長を生かした調理器具 なべ
  愛知ドビー株式会社(愛知県)
  中村教授の この工場のポイントはココ!!
  鋳造という作り方は、金属を高温で液体にして、それを作りたい物の型に入れて、冷やして固めて取り出します。どんな形でも作ることができるので、古くからものづくりの手法として使われてきました。この工場では精密な産業機械部品などを作っています。そうした精密なものづくりの技術を応用して、料理に使うなべも作っています。また、鋳造だけではなく、ホーローという技術も利用しています。どんな工夫をしているのか、じっくり見てみましょう。
  コラム ツタンカーメンの黄金マスクにも使われていたホーローの歴史
FILE 05 都会の牧場ならではの工夫が光る チーズ
  弓削牧場(兵庫県)
  中村教授の この牧場のポイントはココ!!
  牧場では、牛を飼って乳を採ります。乳は工場に運ばれて、牛乳やそのほかの飲み物に加工されたり、さらに別の工場でチーズやバター、クリームなどの材料として使われたりします。しかし、牧場で採れた乳を使って、手作りでチーズなどを作り、さらにそれを使った料理やデザートなどを、レストランでお客さんたちに食べてもらうこともあります。この牧場では、どんな工夫をして、新鮮な牛の乳を利用してお客さんたちに提供しているのでしょうか。
  コラム ナチュラルチーズからできる、さまざまなチーズ
さくいん