現代女性作家読本刊行会/編 -- 鼎書房 -- 2012.9 -- 910.268

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閲覧室 /910.268/カク/ 116790114 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 角田光代
タイトルカナ カクタ ミツヨ
叢書名 現代女性作家読本
著者 現代女性作家読本刊行会 /編  
著者カナ ゲンダイ ジョセイ サッカ ドクホン カンコウカイ
出版者 鼎書房
出版年 2012.9
ページ数 211p
大きさ 21cm
ISBN13桁 978-4-907846-95-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 「幸福な遊戯」「東京ゲストハウス」「八日目の蟬」「ツリーハウス」など、角田光代の主要作品を近現代文学研究者らが論評。主要参考文献、年譜も掲載。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
幸福な遊戯
  《遊び》の終焉への視点
遠藤 郁子/著 10-13
「ピンク・バス」の不思議 夫馬 基彦/著 14-17
学校の青空
  学校の空は青いか
佐野 正俊/著 18-21
まどろむ夜のUFO
  「幻想」と「現実」の狭間で
仁科 路易子/著 22-25
青いインクの小説
  ぼくはきみのおにいさん
大國 眞希/著 26-29
カップリング・ノー・チューニング
  ノー・チューニングな記憶と花火
錦 咲やか/著 30-33
草の巣
  ここではないどこかへ
上坪 裕介/著 34-37
みどりの月
  異形の女神への憧れ
中上 紀/著 38-43
リロード・ノベルとしての児童文学
  『キッドナップ・ツアー』を読むということ
蕭 伊芬/著 44-47
東京ゲストハウス
  疎外論、あるいは旅を語ることの困難をめぐる物語
倉田 容子/著 48-51
地上八階の海
  不在の<兄>と<父>の不在
塩谷 昌弘/著 52-55
菊葉荘の幽霊たち
  「空っぽ」の「わたし」と部屋
石田 仁志/著 56-59
あしたはうんと遠くへいこう
  未来への志向性
中村 三春/著 60-63
かなしみの原質をかかえた詩人のまなざし
  「だれかのいとしいひと」を読んで
清水 正/著 64-67
エコノミカル・パレス
  どこにもいけない
黒岩 裕市/著 68-71
見つけられなかった答えはスクリーンの中に
  『空中庭園』原作と映画化を比較して
塩戸 蝶子/著 72-75
愛がなんだ
  名づけようもない関係性の発見
押野 武志/著 76-79
All Small Things
  思い出話の無理と意味
齋藤 勝/著 80-83
トリップ
  <トリップ>から<トラベル>へ
田村 嘉勝/著 84-87
太陽と毒ぐも
  男と女の間には
岩崎 文人/著 88-91
庭の桜、隣の犬
  <ゼロ>の世代、という絶望
恒川 茂樹/著 92-95
固有名の詩学が織りなすテクスト
  角田光代の『対岸の彼女』を読む
李 哲権/著 96-101
この本が、世界に存在することに
  本ある人生-まとわりつく本・追い求める本
須藤 しのぶ/著 102-105
Presents
  名前と涙
小林 一郎/著 106-109
『森に眠る魚』あるいは虚構に宿る真実 波瀬 蘭/著 110-113
ドラママチ
  移動と内省のドラマ
杉井 和子/著 114-117
失われた「楽園」を求めて
  『夜をゆく飛行機』論
岡崎 晃帆/著 118-121
彼女のこんだて帖
  小説のレシピ
小澤 次郎/著 122-125
薄闇シルエット 大野 祐子/著 126-129
八日目の蟬
  「母」と「母性」をめぐる物語
清水 均/著 130-135
『ロック母』論
  家族間における他者性の承認
稲垣 裕子/著 136-139
予定日はジミー・ペイジ 深沢 恵美/著 140-143
他者の欲望を生きること
  『三面記事小説』の倫理
田口 律男/著 144-147
マザコン
  <ちいさな母>である私と、<不完全な女>である母が共振する時
原田 桂/著 148-151
連作短篇集『福袋』の世界
  異物からはじまる物語
山田 吉郎/著 152-155
わちゃわちゃした人間関係
  三月の招待状
安田 孝/著 156-159
そのバスは悪意へ
  おやすみ、こわい夢を見ないように
原 善/著 160-163
くまちゃん
  <ふられ>て成長する大人の物語
堀内 京/著 164-167
ひそやかな花園
  だから私たちは話そうとするのではないか
仁平 政人/著 168-171
なくしたものたちの国
  喪失の寂しさとの付き合い方
西村 英津子/著 172-175
『ツリーハウス』論
  「逃げる」という生存の哲学をめぐって
李 聖傑/著 176-179
かなたの子
  母子未分に死生未分
小林 幸夫/著 180-183
『曾根崎心中』論
  初の聖痕をめぐるドラマ
佐薙 昌大/著 184-187
紙の月
  構成が支える「基準」
竹内 清己/著 188-191